スウェーデンを代表し、今も世界中で聴き続けられているグループ“
ABBA”の代表曲「Dancing Queen」の公式ミュージック・ビデオがYouTubeで10億再生を突破。ABBAとしては初の10億再生となります。
1976年に発表された「Dancing Queen」は、スウェーデン出身のABBAによる4作目のスタジオ・アルバム『
Arrival』に収録。同じくスウェーデン出身の映画監督
ラッセ・ハルストレムが手がけたミュージック・ビデオでは、ナイトクラブでパフォーマンスをするABBAの姿と、それにあわせて多くの人々が踊るシーンが映し出されています。
同ミュージック・ビデオはYouTubeで2009年10月に公開され、2021年5月に再生数が5億回を突破し画質が4Kに向上。それから約4年でさらに5億再生されて今回の快挙となりました。この偉業の達成について、メンバーの
フリーダは次のようなコメントを発表しています。
[コメント]10億回!YouTubeでの再生回数が10億回を突破しました!
こんなにも多くの皆さんが「Dancing Queen」を観たり、聴いたりしたいと思ってくださっているという事実に、そして、この大記録を達成した約300曲のうちの1曲になれたことに、私たちは圧倒されています!
「Dancing Queen」に関する私の一番大切な思い出は、ベニーがスタジオでの大変な仕事を終え、夜遅くに帰宅した時のことです。彼は、後にアグネタと私が歌声を入れることになる、楽曲の基礎となるバッキングトラックを録り終えたところでした。
それを聴いた私は涙を流しました、その時点で既に完璧な出来だとも感じました。そして私たちは確信しました。これは間違いなくヒットする。なぜなら、私たちはこの曲のすべてを大好きだったからです。今でも変わりません!
ですから、この特別な曲への私たちの愛を皆さんと分かち合えることに、心から感謝します。そして、いつまでもこの曲を楽しんでください!――フリーダ / ABBA また、ABBAは、2022年5月にロンドンの特設会場「ABBAアリーナ」で開幕した〈ABBA Voyage〉のレジデンス公演が大反響となり、延長に延長を重ねて、2026年1月までのロングラン上演が予定されています。〈ABBA Voyage〉の公演は最初の1年だけでロンドンに約3億2300万ポンド(日本円で約634億円)の経済効果をもたらしたとも報道されています。