10月27日(水)に発売される
ACIDMANの4年ぶり12枚目となるニュー・アルバム『
INNOCENCE』から、タイトル曲「innocence」のミュージック・ビデオがYouTubeにて公開されています。
「innocence」は9月4日から先行配信がスタートし、同時に期間限定で今年5月に行なわれた〈ACIDMANニューアルバム配信ライヴ〉の「innocence」ライヴ映像もYouTubeにて公開されていましたが、今回このライヴ映像と差しかわる形でMVが公開となりました。
バンドの演奏シーンでは、ACIDMANメンバー3人ともが上下真っ白の衣装を身にまといパフォーマンスを披露。都会の街から明かりが消えていき、真っ暗になった世界で新たに生まれ変わったかのように降り注いでくる満天の星空と流れ星。MV全体を通して、子供の頃の記憶を懐かしみつつも、純真無垢だった子供の頃から大人になった今の自分を見つめ直すような映像に仕上がっています。
途中登場する天体観測シーンは、1986年に幼少期の
大木伸夫が実際にハレー彗星を観測したという埼玉県「川越市児童センターこどもの城」の天体観測室で撮影されました。冒頭、大木が椅子に座るシーンは同施設内のプラネタリウムで、いずれも当時のまま現在も現役で稼働中。ACIDMAN結成から25周年を迎える年に、大木が宇宙への興味を抱く原点ともなった地でこのMVが撮影されたことは、ストーリーに説得力を与えています。
「innocence」という言葉の持つ清らかさ、美しさ、それを求めながらも垣間見えてしまう現実世界での苦しみや葛藤。観る方それぞれの想いで、是非「innocence」MVをチェックして欲しいところです。
また、MV公開と合わせて新アーティスト写真と、アルバム『INNOCENCE』のジャケット写真も公開。ジャケット写真は、真っ白の中にうっすらと浮かび上がるINNOCENCEの文字。実際の紙ジャケットは、ざらっとした感触が特徴のFSC森林認証紙“気包紙 U-FS”に「INNOCENCE」の文字をエンボス加工。実際に手に取り、その質感や刻まれた想いをぜひ感じてください。ACIDMANらしいミニマルな世界観のジャケットが完成しました。