1950年代末にフランスで起った映画運動“ヌーヴェル・ヴァーグ”を象徴する『
勝手にしやがれ』の制作過程を追った、名匠
リチャード・リンクレイター監督作『ヌーヴェルヴァーグ』が2026年7月に全国公開。これに伴い、ヌーヴェル・ヴァーグの金字塔作である『勝手にしやがれ』の4Kレストア版、『
気狂いピエロ』の2Kレストア版の本連続上映が決定。『勝手にしやがれ』が7月24日(金)から、『気狂いピエロ』が7月31日(金)からヒューマントラストシネマ渋谷、シネスイッチ銀座、UPLINK吉祥寺他にて上映されます。
映画『ヌーヴェルヴァーグ』は、1950年代から60年代にかけて映画を革命的に変革したフランスのヌーヴェル・ヴァーグ(新しい波)を象徴し、
ジャン=リュック・ゴダール監督をその旗手に押し上げた映画『勝手にしやがれ』の制作の裏側を描いたもの。本映画を見れば、『勝手にしやがれ』そしてヌーヴェル・ヴァーグの最高到達点といえる『気狂いピエロ』を、初めての人も何度も見てきた人も、今こそ劇場に足を運びその本物を体験したくなるはずです。
そこで上映が実現したのは、『勝手にしやがれ』は製作から60周年を記念して、『気狂いピエロ』は50周年を記念して可能な限りのレストアで作られた決定版。フランスの伝説的な写真家のレイモン・コシェティエが撮影した場面写真を使用した『勝手にしやがれ』日本版ポスターと、新たな『気狂いピエロ』の日本版ポスターも公開されました。
ゴダール作品で映画の革命を成し遂げてきた英雄たちは、この10年のうちに次々と旅立っていきました。撮影の
ラウール・クタールは2016年、
アンナ・カリーナは2019年、
ジャン=ポール・ベルモンドは2021年、そしてゴダールが2022年、字幕翻訳に死力を尽くした寺尾次郎も2018年帰らぬ人に。今回公開されたポスターは、レイモン・コシェティエが撮ったスチル写真を夫人の許諾を得て使用していますが、彼も2021年に亡くなっています。
この新たな『勝手にしやがれ』日本版ポスターは、コシェティエ夫人が出来栄えを大変気に入ったそうで、パリのフランス国立図書館リシュリュー館に寄贈されることも伝えられいます。
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