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アメリカン・フットボール、新作アルバムよりターンスタイルのブレンダン・イェーツを迎えた楽曲を公開

アメリカン・フットボール   2026/04/09 12:51掲載
アメリカン・フットボール、新作アルバムよりターンスタイルのブレンダン・イェーツを迎えた楽曲を公開
 〈FUJI ROCK FESTIVAL’26〉出演も決定した、“ミッドウェスト・エモ”というサブジャンルを象徴するバンド、アメリカン・フットボール(American Football)が、5月1日(金)にリリースする4thスタジオ・アルバム『American Football (LP4)』より、ターンスタイルのブレンダン・イェーツの新曲「NO FEELING」をミュージック・ビデオとともに公開しています。

 ナイン・インチ・ネイルズマイ・ブラッディ・ヴァレンタインなどで知られるプロデューサー / エンジニアのSonny DiPerriが手がけた「No Feeling」は、バンドが引き返すことのできない地点に立ち、自己破壊の縁で揺れ動く瞬間を捉えた楽曲。幽玄的なシンセサイザーの層、バンド特有の絡み合うギター、バリトンの響きを帯びたチャイム、そしてフロントマンのマイク・キンセラによる官能的で告白的なヴォーカルに加え、ブレンダン・イェーツの際立ったハーモニーが重なり、楽曲は真のカタルシスへと高められていきます。

 マイク・キンセラは、イェーツが楽曲に参加して経緯について「Brendanはスタジオに来て、“No Feeling”のコーラスに書いたコール&レスポンス形式の“ギャング・ヴォーカル”に参加してくれたんだ。僕は彼の声がたくさんの声の中の一つとして、みんなで叫ぶように歌われるものだと想像していて、アルバムの中のちょっとした“イースターエッグ”的な存在になればいいと思っていた。でも、元のパートを録った後で、彼が“自分の頭の中で聞こえている高いハーモニーを試してみてもいい?”って聞いてきたんだ。彼が歌い始めた瞬間、みんなの顎が落ちて、お互い顔を見合わせて“うわ、あのTurnstileのやつだ!”って感じだった。彼の声は本当に唯一無二で、彼自身のレンジで歌った瞬間、このパートはもう彼だけのものだってはっきり分かったんだ……」と説明しています。

 また、MVは、クルアンビンリオン・ブリッジズ「Chocolate Hills」などを手がけたUnlimited Time OnlyのCady BucheとTravis Barronが監督を担当。映像は、楽曲で描かれる精神状態を反映した幻覚的なアニメーションとして展開。沈没船に棲む幽霊のような生き物たちが、海底で最後の瞬間を踊り祝うも、潜水艦により水面へと引き上げられ、新鮮な空気に触れた瞬間、混乱と崩壊の渦へと巻き込まれていく様子が描かれています。

 BucheとBarronは「私たちのミュージックビデオの目標は、曲を聴いたときに感じることや思い浮かぶことを物語として表現することです。“No Feeling”を初めて聴いたとき、宇宙や海底のような神秘的な場所を思い浮かべました。美しいけれど、どこか不気味でもある場所です。音楽からは“船と運命を共にする”ような、避けられない圧迫感のようなものも感じました。それで、もしその発想を逆転させたらどうなるだろうと考えたんです。沈没船から始まる物語だったら? その沈没船が幽霊たちの繁栄する生息地だったら? そして、その美しい死後の世界を脅かす何かが現れたらどうなるだろう、と」語っています。

 『American Football (LP4)』は、人生における最も過酷な現実に真正面から向き合い、中年期に伴う混乱や妥協、喪失、そして苦難の末に得られる視点を描いたもの。作曲およびレコーディングのプロセスを刷新した結果、これまでで最も野心的な内容となり、重層的で、不協和的で、ときに挑発的でありながら、常に深い感情に貫かれた作品となっています。配信のほか、輸入盤CDとLP、国内盤CDでリリースされます。


Photo by Alexa Viscius

■2026年5月1日(金)
アメリカン・フットボール
『American Football (LP4)』

silentrade.ffm.to/american-football-lp4-presave
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