ブラック・ペイズリー(BLACK PAISLEY)が、デビュー・アルバム『
ヒューマン・ネイチャー』を12月14日(水)にリリース。
ロックの本質を体現するスウェーデンのブラック・ペイズリー。ワールド・クラスのプロダクションを誇る2年振りとなる4枚目のアルバムが完成しました。
2020年からは
エレクトリック・ボーイズのフランコ・サントニオーネが新たなギタリストとして加入したことにより、メロディック性とグルーヴが強化されました。カヴァー・バンドから本格的な音楽を目指し、2015年にバンド結成。バンド名は
ボン・ジョヴィのギタリストであった
リッチー・サンボラのフェンダー・シグネチャー・モデルから命名されました。信条でもあるキャッチーなメロディを表すにはこれが最善だったとのこと。
ロックな国、スウェーデンでは近年NWOCR(New Wave Of Classic Rock)を掲げたバンドが多く確認できます。
ホワイトスネイク、
スコーピオンズ、
サンダーといった先人たちのサウンドをベースに、モダンなプロダクションとソングライト手法を取り入れるのが特徴と言われています。このブラック・ペイズリーもそれに属するバンドです。
デビュー・アルバム『Late Bloomer』(2017)がリリースされると、クラシック・ロックとAORの素晴しき融合と評価されました。1stシングル「Run Run Run」を筆頭に各収録曲がラジオでオンエアされると一気に注目株となり、「Run Run Run」はSpotifyにおいて100万回以上ストリームされました。
そして、エレクトリック・ボーイズのフランコを迎えてからの2作目(通算4作目)となるニュー・アルバムは、キャッチーなメロディとロックの持つエネルギーとパッションを現代へと提示。アルバム・スタートからエンディングまで豊潤なメロディとロック・サウンドで埋め尽くされました。
一部ミックスにはマイク・フレイザー(
AC/DC、
ブライアン・アダムス、
エアロスミス、
ブルー・マーダー、
チキンフット、
メタリカ、
エアボーン)が参加し、アルバムの高クオリティ化へと貢献しています。聴きこむほどにメロディの良さに納得するブラック・ペイズリーのニュー・アルバム。2022年の終盤、今巷で注目のNWOCRのサウンドで勝負に挑んでいます。