グラミー賞受賞歴を持ち、ポップとクラシックを融合するクリエイティヴ集団
クリーン・バンディット(Clean Bandit)が、パレスチナ系イタリア人のシンガー・ソングライターのターラ(TÄRA)とタッグを組み、新曲「La Dolce Vita」をリリース。あわせてミュージック・ビデオも公開されました。
「La Dolce Vita」は、クリーン・バンディットが2027年に自身のレーベル「CB X」からリリース予定のニュー・アルバムからの先行シングル。グラミー賞受賞アーティストであるクリーン・バンディットと新進気鋭のスターであるターラが曲作りとパフォーマンスで協力し、レバント地方(東地中海沿岸地域)の雰囲気を随所に感じさせる、深みのある深夜のダンスポップ・ソングが誕生しました。
メロディアスで高揚感あふれるダンスチューンの特徴は、ターラ自身が“Arab’n’ B(アラブ&ビー)と呼ぶスタイルで、イタリアとアラビア語の両言語を駆使し、短い冬の季節に差し込む、暖かな地中海の光のような歌声で包み込みます。さらに、クリーン・バンディットならではのストリングスと、アンセム調ポップシンセから成るサウンドスケープが、その背景を鮮やかに彩り、クラシカルな趣とクラブのエネルギーが融合され、“目を背けること”について問いかけまています。
ターラは、楽曲について「“La Dolce Vita”は、安らぎや快楽に溺れてしまい、身の回りで起きている不正や苦しみから目を背けてしまうのが、いかに容易いことかを描いた曲です。現実逃避のほろ苦さについて、つまり目を背けることで得られる一時的な甘美さと、見ようとしないことによる苦味について歌っています」と説明。
一方、グレース・チャトー(クリーン・バンディットのバイオリン、チェロ他を担当)は、「私にとってターラは、現在世界で最も刺激的なアーティストの一人です。私たちはこれまで多くのアーティストとコラボレーションを重ねてきましたが、今年初めにターラがスタジオに現れた時には、まったく違った感覚がありました。彼女のビジョンは非常に力強く、そして非常に美しいものです。アラビアとイタリアのサウンドを融合させるその驚くべき手法は唯一無二で、これまでに聴いたことがないものです。ミュージシャンとして、映像監督として彼女と一緒に仕事ができて、この上なく光栄でした」とターラとの共演を振り返り、ジャック・パターソン(クリーン・バンディットのベース、サックス、キーボード他を担当)も「制作にあたって、この曲の歌詞に込められた皮肉っぽさを上手く引き出したいと考えました。これまで楽曲制作に使ったことのない美しいアラブの楽器をターラが紹介してくれて、弦楽器のパート作りもとても楽しかったです。ミュージックビデオの撮影は、ナポリ近郊の小さな町へと赴き、ターラが監督。彼女のビジョンが形になっていく様子は本当に見事で、彼女はまさに創造力の宝庫!あと僕の役回りが、ほぼ釣りとスパゲティを食べることだったのも最高でした!」と行け加えています。
また、ミュージック・ビデオは、ターラが企画と監督を務め、今年の初夏にイタリアはラツィオ州のサン・ジョルジョ・ア・リーリで撮影されたものです。
photo by Manuel Ferraro