マルチ・プラチナを誇るヘヴィメタル・バンド、ファイヴ・フィンガー・デス・パンチ（Five Finger Death Punch）が、結成20周年を記念し、代表曲の再録音を集めた新作アルバム『Best Of – Volume 1』を7月18日にリリースしました。

　このアルバムは、元所属レーベルがバンドに無断でオリジナルのマスター音源を売却したことを受けて制作されたもので、ファンの心に刻まれた名曲たちを再びバンド自身の手で蘇らせた作品。予想外の出来事に直面したバンドは、これを前向きで力強いアクションに変えようと決意。単なるリミックスやリマスターにとどまらず、メンバーたちは、2025年版として完全再録音を選択し、曲そのもの、そして共に歩んできたファンへのオマージュとして制作を行ないました。

　オリジナル音源やそれをともに制作した関係者たちに対する敬意を抱きつつも、バンドは「The Bleeding」「Bad Company」「Wrong Side of Heaven」といったファンに愛される楽曲に新たな命を吹き込み、次なる章を世界中のリスナーと分かち合うことを楽しみにしています。

　本作より1stシングルとしてリリースされたのは、偶然にもタイトルが象徴的な「I Refuse」。長らくファンに支持されながら正式なシングル化が実現していなかったこの曲は、今回Maria Brink（イン・ディス・モーメント）をゲストに迎えた再構築版として蘇り、ロックチャートで急上昇中です。

　また、リリースに合わせて、プラチナ認定作品『Got Your Six』（2015年）収録のライヴ定番曲「Wash It All Away」の再録音版のリリックビデオが新たに公開されています。

　「Better Noise Records」からリリースされた20周年記念盤『20 Years of Five Finger Death Punch（Best Of – Volume 1）』は、再録音された代表曲14曲（「Wrong Side of Heaven」「Jekyll and Hyde」「Bad Company」など）に加え、「Trouble」「Welcome to the Circus」「The Bleeding」の未発表ライヴ音源3曲を収録。すべてのストリーミング・プラットフォームで配信中であり、標準仕様のCDやWalmart限定CD、スタンダード・アナログ盤のほか、Walmart限定、Best Buy限定、バンドの公式Webストア限定、インディーズ小売店限定、Revolver Magazine限定など、複数の限定カラーヴァイナル仕様も用意されています。






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