初出場となった昨年末の『第72回 NHK紅白歌合戦』で人気のラヴ・ソング「Stand by me, Stand by you.」を歌唱したのも記憶に新しい、シンガー・ソングライターの
平井大が、1月30日(日)に連続配信リリース第16弾となる「もしも、僕がいなくても。」のミュージック・ビデオをYouTubeにてプレミア公開。
「もしも、僕がいなくても。」は、“まだ見ぬ君”=“未来の家族”へ向けて歌ったという究極のバラードで、そのミュージック・ビデオでは、初の試みとして“パラパラ漫画”で知られる芸人の
鉄拳とのコラボレーションが決定。先日公開した15秒のティザー映像では「すでに涙腺崩壊の予感」「またしても神曲」などのコメントが並び、大きな期待が寄せられていましたが、その期待を裏切らない、切ないストーリーを温かみのあるタッチで描いた、約1200枚にわたるパラパラ漫画による超大作となっています。
また、「もしも、僕がいなくても。」リリース同日の1月30日(日)には、連続配信第17弾となる新曲「バレンタインソング」の同時リリースも決定。2曲同時リリースは平井自身初となります。「バレンタインソング」は、タイトルどおり“バレンタイン”にピッタリな幸せに満ちたラヴ・ソングに仕上がっており、TikTok、Instagramのミュージックスタンプでは先行配信がスタート、1月28日(金)より歌詞検索サービス「歌ネット」では歌詞を先行公開しています。
さらに、2月26日(土)15:30からフジテレビで放送される、
堀田真由主演、
鈴木保奈美ら共演によるスペシャルドラマ『木のストロー』(※関東ローカル)の主題歌に、平井大の「題名のない今日」が決定。同ドラマは、フジテレビ、BSフジ、ニッポン放送3波連合プロジェクト「楽しくアクション!SDGs」の関連番組のひとつとして放送されます。
なお、「もしも、僕がいなくても。」について、鉄拳と平井大はそれぞれ次のようなメッセージを寄せています。
[コメント]僕には子供がいないので、我が子に想いを馳せたことがなく、こういったテーマのパラパラ漫画を描くのは初めてでした。これから迎える子へのメッセージとイメージ。こんな風に想いを馳せれるだけで幸せだよ。生きている時が違っても繋がる事ができる。親は想えるだけでも幸せで、受け取った子はそこに温もりを感じる。カタチはなくても。
平井大さんの優しい歌声で心にすんなり入ってくる。初めて気付かされたし、何よりも温かい曲だと思いました。平井大さんは歌で、僕はパラパラ漫画の中で手紙という形で描いてみました。想いやイメージを描くのは、とても難しかったですが、良いパラパラ漫画になったと思います。――鉄拳絵本のような曲を作ってみたいと思い立ち、「小さな丘の木の下で」をリリースしたのは昨年のこと。幸せの絶頂で愛する人を失うという悲劇を、どうにか温かい曲として表現できないものかと試行錯誤した。愛する人と生きる限り、必ずしも別れの日がやってくる。それを哀しみだけでなく、温かい愛の記憶として心に刻んで欲しいと願うボクの思い、そして何よりボク自身そうでありたいと強く感じたからだ。
この曲を通じソーシャルメディアではボクのアカウントへ「哀しみの涙が愛に変わった」など、嬉しいメッセージを沢山いただいた。ならば、さらにパーソナルな題材で、身近にある物語として温かい曲をお届けしたらもっと皆様に寄り添えると考え、辿り着いた答えが昔パートナーと喧嘩にしたときふと目にした、鉄拳さんのパラパラ漫画だった。
猛烈にボクの心を揺さぶり、そして寄り添い、日々の生活を見直すきっかけをいただいた作品。彼にミュージック・ビデオを描いてもらえたら……。
その思いを胸に、恋愛と結婚、そして親子の物語と、誰しもが共感できる題材を曲にしようと作業に取り掛かる。フィクションとして、かつリアルに表現するというボクの中での新たな試みに不安もあったが、パラパラ漫画の世界を想像しながらの制作過程はとても有意義で楽しいものだった。
でき上がった曲を鉄拳さんにお渡しし、描いていただけると嬉しい報告を耳にしてから数ヵ月、パラパラ漫画が遂に完成。最近涙脆くなってきたボクだが、あんなに声を出して涙したのはいつぶりだろうか?一枚一枚に感じる手作業の成す温かみが余計に美しく、涙腺を刺激する。
「小さな丘の木の下で」が絵本のような曲とするならば、今回は手紙のような曲といえるだろう。鉄拳さんとボクから贈る、愛のこもった手紙を受け取っていただけたら光栄だ。約1200枚に詰め込まれた、温もりと人生の儚さに、アナタもきっといつ観ても愛の涙が止まらない。――平井大