細野晴臣 2020/10/27掲載(Last Update:20/11/04 10:23)
2019年に音楽活動開始から50周年を迎え、改めてその評価が国内外で高まっている日本音楽界の至宝・
細野晴臣が、11月3日(火・祝)に開催される日本最大級のアナログイベント「レコードの日」にて、過去のソロ作品から80&90年代のワールド・ミュージック、アンビエントの名盤3作品と、近年10年代のアルバム3作品の計6作品をリリース。発売に先駆け、1993年作『MEDICINE COMPILATION』(12inch LP MHJL-73〜74 5,000円 + 税)の冒頭を飾る幻想的な曲、「LAUGHTER MEDITATION」の貴重なミュージック・ビデオと、唯一のカセット作品となる1984年作「花に水」(カセットシングル VISL-37564 1,500円 + 税)のティザー映像が同時公開されています。
「LAUGHTER MEDITATION」のMVは、その幻想的な世界観を映像で表現し、MV用にエディットされた音源も貴重なものとなっています。また、「花に水」は、2019年に米ニューヨーク出身のインディ・ロック・バンドの
ヴァンパイア・ウィークエンドが楽曲「2021」でサンプリングしたことで再注目を集めた「TALKING」を収録した、1984年にカセットブックとして発売された作品。その後、再発売などされないままでしたが、このたび、当時と同じくカセットテープでの初リイシュー。細野自身による文章も当時のまま収録掲載するなど、オリジナルパッケージを踏襲した再発売となっており、中古盤市場においてもまず登場することのないレアアイテムの再発売ということで、ファンにとっては必携アイテムです。
この2作品の他に「レコードの日」に発売されるのは、アンビエント作品の1989年作『omni Sight Seeing』(12inch LP MHJL-72 3,700円 + 税)と、近年の2011年作『HoSoNoVa』(12inch LP VIJL-60233 3,800円 + 税)、2013年作『Heavenly Music』(12inch LP VIJL-60234 3,800円 + 税)、2017年作『Vu Ja De』(10inch LP VIJL-60235~60236 4,800円 + 税)の4作品。これら全6作品は、それぞれSony Music DirectとSPEEDSTAR RECORDS(Victor)から、レーベルの枠を超えて一挙発売され、追って北米でも発売されることになっています。