コロンビア出身、現在カナダで活動をしている気鋭の作曲家 / ヴォーカリスト / ピアニストのイシス・ヒラルド（Isis Giraldo）が、新プロジェクト“チキータ・マジック”を始動。最新アルバム『イッツ・ディファレント』が日本限定でCD化（RINC-48 2,130円 + 税）。4月24日（水）にリリースされます。

　ヒラルドは1989年生まれ。カナダの大学で音楽を学び、同国の小さなシーンで活動。2015年に、DL音源のみで発売されていた“イシス・ヒラルド・ポエトリー・プロジェクト”名義のアルバム『パドレ』が、日本で初CD化。ジャズだけでなく、クラシックや教会音楽、インディ・ロック、ビートミュージックといった様々な音楽要素を取り入れたジャンルや時代を超えた内容で、音楽ファンの注目を浴びました。

　チキータ・マジック名義で発表される新作『イッツ・ディファレント』には、昨年8月にブレインフィーダーからアルバム『Time』を発表した現在のミュージック・シーンにおける重要人物のひとり、ルイス・コールが参加。本作では、グループによる生音中心のアンサンブルから、一人のエレクトロニック・ミュージックへ変貌を遂げています。

　本作についてヒラルドは、「私ひとりでアルバムのプロデュース、ミックス、レコーディングをやりました。マスタリングは、ルイス・コールです。この作品は、自分が何者なのかを知って、それを存分に生かすという事に基づいています。移民として生きること、家族、マッチョ・カルチャー、そして内面の力強さについて歌っています」とコメントしています。