柏木由紀が、3月3日（水）に7年5ヵ月ぶりに放つソロ・シングル「CAN YOU WALK WITH ME??」のミュージック・ビデオを公開しています。

　AKB48として約14年、グループ最年長として2021年に30歳を迎えて放つ「CAN YOU WALK WITH ME??」は、BiSH、豆柴の大群などが所属し、その独自の路線を突き進むプロデュース法が業界内で話題沸騰の鬼才、WACK代表取締役の渡辺淳之介がプロデュース。柏木の新たな魅力に迫った一曲となっています。

　同シングルの表題曲はもちろんカップリング曲も、これまでの柏木由紀の作品テイストとは異なる、完全なる“WACKサウンド”。衝動を掻き立てられるサウンドと歌詞を、汗と熱と今にも翔んでいきそうな疾走感で歌い上げ、アイドル柏木由紀としての14年間を昇華し、アーティスト柏木由紀としての新たな境地を示したものに。

　初回生産限定盤付属のBlu-rayには2020年12月27日に行なわれた自身初のディナーショー〈寝ても覚めてもゆきりんワールド 〜ディナーショーでも夢中にさせちゃうぞっ♡〜（special edit ver.）〉を収録。第二部の模様を中心にボーナストラックとして第一部でのカヴァー曲に加え、本製品のためだけにスペシャルトラックとして弦楽器を加えたアコースティック編成での「CAN YOU WALK WITH ME??」と「You and I」のパフォーマンスも収めています。

　公開されたMVは、秋元康を仲介に何度も打ち合わせを重ね、「柏木由紀のこれまでとこれから」をテーマに渡辺淳之介プロデューサーによる指揮のもと制作。早朝からスタジオでのバンド・シーンを撮影し、その後はロケ。柏木いわく「こんなこと今までやらされたことない！」と真冬の極寒のなか、風に吹かれ、火に炙られ、土砂降りの雨に打たれ、トンネルを彷徨うハードなものに。光の先に辿り着いた世界は夕焼けが映える絶景で、約14年間のアイドル人生のなか、つらく厳しい道のりを努力と持ち前の前向きさで乗り越え、今の境地に達した柏木由紀を“どS”な演出で見事に表現したものとなっています。

　「土砂降りシーン」はテイク1のみで撮了のはずが、結果的にテイク5になってしまったとのこと。しかし、そんな厳しい現場でも、弱音、文句の1つも言わず乗り切った柏木由紀。新境地に立った彼女の2021年のプロジェクトに注目です。

［コメント］
風、雨、火。何かの試練、罰ゲームかな？と正直はじめは思ってしまいました。。（笑）
しばらくAKBでぬるま湯に浸かっていたので、、久しぶりに初心を思い出して、とにかく一生懸命取り組みました！！
飾らない今の等身大の柏木由紀を詰め込んでいただけて大満足です。
渡辺淳之介さんも、MVの監督さんや撮影現場のスタッフさんも、優しくて安心しました。良い意味で遠慮なく、ぶつかっていけたと思います。
このMVを観て、これからのアイドル像、柏木由紀を感じていただけたら嬉しいです。
――柏木由紀

大変申し訳ございませんでした。
そんなつもりは毛頭なかったのですが、私、柏木由紀さんをナメていたようです。
せっかく柏木さんをプロデュースさせていただくのだから、自分たちのすべてを持ち込んでやろうと思いました。
そうです。世間ではサイコパスと呼ばれる私です。
こんなのはNGじゃないかな？こんなのは絶対やらないだろ？過酷だけど大丈夫かな？？という企画をこれでもかと提案させていただきました。
・・・すべてを快諾いただきました(￣O￣;)驚きでした。
今までにない柏木さんを撮れました。
恐る恐るびびりながら撮り終えた瞬間、弊社のスタッフは全員柏木さんのファンとなり、そして、自分たちの無力さをなげきました。
最高のMVができました。
しかしこれはまぎれもなく柏木さんのおかげだと。
これがアイドル柏木由紀なのだと。
もう一度言いますが最高のMVができました。
――プロデューサーWACK 代表取締役 渡辺淳之介