11月6日に都内で“ラジオ体操”の制定90周年を記念した〈かんぽ生命“ラジオ体操制定90周年記念”イベント&映画「体操しようよ」特別協賛イベント〉が開催されました。会場には小池百合子東京都知事をはじめ、株式会社かんぽ生命保険・植平光彦取締役兼代表執行役社長、映画「体操しようよ」の菊池健雄監督や、出演キャストである俳優の
きたろうらが出席し、11月1日が“ラジオ体操の日”として日本記念日協会に認定されたことを証明する「記念日登録証」が披露されました。
初代・ラジオ体操は、1928年(昭和3年)にかんぽ生命の前身である逓信省簡易保険局によって国民保険体操として制定され、健康増進を目的として、11月1日より東京中央放送局が放送を開始しました。なお、現在広く知られているラジオ体操第一は、1951年(昭和26年)に制定された3代目とのこと。
小池東京都知事はラジオ体操の思い出として「夏休みに学校に行ってラジオ体操をして、ハンコを貯めるとお菓子がもらえるのも楽しみでした。音楽が鳴ると、今でも体が覚えています」というエピソードを語り、東京都庁でも職員が毎日ラジオ体操に取り組む時間を設けているそう。
11月9日(金)より公開される映画「体操しようよ」はラジオ体操をモチーフとする作品。
草刈正雄が演じる、38年間無遅刻無欠席で会社を勤め上げた主人公“道太郎”が、自宅の近所で開催されていたラジオ体操会に参加して地域デビューを果たし、第二の人生を謳歌していくというストーリー。菊池監督は「主人公は冴えないお父さん役ですが、草刈さんは二枚目なので何を着ていてもかっこよくなっちゃう。普通のお父さんにするにはどうしたらいいのか草刈さんからもアイデアをいただきながら作り上げました。草刈さんがラジオ体操する画がとても面白いです」とコメントしました。
イベントは、小池東京都知事からの「ラジオ体操は健康の維持につながり地域の絆の強化にも繋がっていく、その健康的な流れを東京オリンピック2020大会成功の基盤としていきたいと思います」という挨拶で締めくくられました。