アメリカ人レトロスタイル・ジャズ・シンガー、ローラ・エインズワース（LAURA AINSWORTH）が、アメリカの音楽賞〈ジョシー・ミュージック・アワード〉の“年間最優秀ジャズ / ブルーズアーティスト”、“年間最優秀ジャズ / ブルーズボーカリスト”の2部門にノミネートされました。

　今年で13回目を迎える〈ジョシー・ミュージック・アワード〉は、インディペンデント音楽に贈られるアメリカ国内で最も有名な賞で、授賞式はテネシー州ナッシュビルのグランド・オール・オープリー・ハウスで開催されます。

　〈ジョシー・ミュージック・アワード〉公式ウェブ・サイトに掲載の同アワードの理念、「インディペンデント音楽業界最大の音楽賞で、毎年世界中から数千人が集まり、卓越した才能を称え、表彰します。インディペンデント音楽業界全体の創造性、エンターテインメント業界の『音楽』という一面に焦点を当てることを使命としています」。

　ローラの最新アルバム『ユー・アスクト・フォー・イット』は、日本ではラッツパック・レコードから紙ジャケットCD仕様でリリースされました。「Cry Me A River」や「Over The Rainbow」など、ファンからのリクエストに応えて歌った有名曲が収録されており、ジャズ雑誌『ジャズ批評』『ジャズ・ジャパン』『The Walkers』、ジャズ情報サイト「PJ Portrait In Jazz」などの日本のジャズ関連メディアで取り上げられ、高評価を得ました。

　同アルバムに収録にされている、映画『007』のテーマ曲「Goldfinger」のカヴァーはローラ独特のアレンジが話題となり、1940年代のフィルム・ノワール風のミュージック・ビデオも制作されました。このビデオは、アメリカの20以上の主要インディペンデント・ミュージック・ビデオ配信メディアで多く再生され、イギリスの人気ラジオパーソナリティ、マーク・スタインの番組の『Song of the Week』（今週の一推し曲）コーナーでも取り上げられました。同ビデオは、YouTubeとローラの公式ウェブサイトで視聴できます。