ショートショート作家・田丸雅智の短編を映画化し、
又吉直樹(
ピース)が主演をつとめた『海酒』(製作: カーニットエービー、監督: 吉岡 建)が8月10日(月)、愛媛県松山市で無事クランク・アップを迎えました。
クランクアップ当日は、原作の田丸が生まれ故郷である三津の撮影現場を訪れ「『海酒』は、ぼくのすべてを詰めこんだ作品です。それがどのように映像化されるのか、楽しみでなりません」とコメント。また、撮影を終え、映画製作集団「カーニットエービー」を率いる中臺孝樹プロデューサーは、「チームとして4作品目の今作は、人生の旅を続ける誰しもの郷愁を駆り立てたい作品。信頼する仲間たちと納得のいく撮影ができました」、吉岡監督は「原作にある余白の“豊かさ”を、丁寧に役柄を演じていただいた役者の皆様、素晴らしいクルーとスタッフと共に最後まで創り上げていきたいと思います」と感想を述べています。
今後は、札幌国際短編映画祭、ショートショートフィルムフェスティバル、ベネチア国際映画祭、釜山国際映画祭、サンダンス映画祭、レインダンス映画祭、ロカルノ国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭、ベルリン国際映画祭、カンヌ国際映画祭、モントリオール世界映画、トロント国際映画祭など、国内外の多数の映画祭へ出品されることが決定している『海酒』。公開をお楽しみに。