日本で数少ないタンゴピアニスト・
松永裕平が、デビュー・アルバム『
温故知新-Tangos en Piano Solo-』を3月3日(木)にリリース。
恩師である
小原孝から「指の運動神経が先天的に他の人と違う」と評され、185cmの長身から奏でられる音色はダイナミックかつ繊細。古典タンゴを軸足に据え、タンゴの名曲「ラ・クンパルシータ」や
ピアソラの代表曲「リベルタンゴ」の他、国際的に高く評価されている映画監督エドモンド・ヨウの作品のために松永が作曲したテーマ曲「スケッチ」等、全8曲を収録。ジャンルを超えた共演も多く、今後の活躍を大いに期待されています。
[コメント]タンゴコンサートは必ず満員になる、という伝説があるくらい日本人はタンゴが好きだ。
遠い大陸で生まれたリズムがどうして極東の小さな島国の民族に愛されるのか判らないが、ぼくも少年時代からタンゴファンだった。
しかし松永裕平さんのピアノが生み出す音楽は、あのウキウキするようなタンゴでありつつ、今のきびしい時代に生きるミュージシャンの思いが切々と伝わってくるように思えて、思わず聞き惚れてしまう。
まだ若いこの人のこれからを、心から期待してやまない。――山田洋次(映画監督)