1979年から活動するイタリアのノイズ界の重鎮
マウリツィオ・ビアンキ(Maurizio Bianchi)と、辻一郎のソロ・ユニット“
Dissecting Table”によるスプリット・アルバム『Indusferences』が、2月1日(水)にデジタル配信とCDRを50枚限定でリリース。タイトルの『Indusferences』は、マウリツィオ・ビアンキが考案したIndustrialとInterferencesを組み合わせた造語です。
辻一郎は1966年生まれ。東京で86年から“Dissecting Table”という名義でノイズ・インダストリアル・ミュージックの制作を開始し、98年に故郷の広島に戻り音楽活動を展開。おもに自主レーベル「UPD organization」とヨーロッパとアメリカのレーベルよりレコードやCD作品を発表してきました。初期、中期の作品は、シンセサイザー、サンプラーをシーケンサーで制御することで作品を制作していましたが、2012年頃から、コンピュータでUSB接続デバイスから出力されるPWM信号を制御して音楽制作を行なうようになり、現在は、独自のシンセサイザーシステムを開発しながら作品を制作しています。
サッチャー・ペルツは、レコードとターンテーブルを使って情熱と若い衝動により活動を開始しました。その後、マウリツィオ・ビアンキは、シンセサイザー、リズムボックス、エコーマシン、その他の複雑な装置を使って活動を開始しました。デジタルツールを使うまで作品は、洗練されていましたが人間離れしていました。しかし、自発性と真正性は、色々な作品を作ってさらに興奮を受けながら変わらないままです。実験音楽の忠実なファンに心から感謝します。きっと、私が歩んだこの新しい芸術の道に、あなたも付いて来てくれるでしょう。
マウリツィオ・ビアンキは、「インダストリアルミュージック、エクスペリメンタルミュージックを経験する上でよくあることは、周囲の環境や衝動的な心の迷いから起こる干渉の影響があります。Maurizio BianchiとDissecting Tableは、即興演奏の本質を置き換えることを試みました。劣化して能力の低下した8曲を激しい音色のエネルギーで腐食させて、汚れのない純粋な音の世界へ尊い旅をするために『INDUSFERENCES』を完成させました」とコメントしています。