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アンジュルム、新アルバム『BIG LOVE』発売記念イベントを開催 アルバム収録曲や“愛”にまつわる楽曲を披露

アンジュルム   2023/03/15 13:09掲載
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アンジュルム、新アルバム『BIG LOVE』発売記念イベントを開催 アルバム収録曲や“愛”にまつわる楽曲を披露
 2023年で25周年を迎える、ハロー!プロジェクトに所属するアンジュルムが、通算4枚目となるオリジナル・アルバム『BIG LOVE』を3月22日(水)に発売します。この度、リリース1週間前となる3月14日に、神奈川・KT Zepp Yokohamaにて発売記念イベント(2公演)が開催されました。

 2019年発売の『輪廻転生〜ANGERME Past, Present & Future〜』以来、約4年ぶりのフル・アルバムとあって、会場には2公演合わせて約2,000名が来場。多くのファンが発売を待ち望んでいたことを伺える、熱気が伝わってくるイベントとなりました。

 最新アルバム『BIG LOVE』は、グループ名変更前のスマイレージ時代を含め、結成以来初となるオリコン週間シングルランキング1位を獲得した「私を創るのは私 / 全然起き上がれない SUNDAY」(2019年11月発売)から、「悔しいわ / Piece of Peace〜しあわせのパズル〜」(2022年10月発表)までのシングル曲を含む全23曲が収録された豪華な1枚。2019年6月19日から2代目リーダーに就任し、3月18日(土)からスタートするコンサート・ツアーをもって卒業することが決定している竹内朱莉にとっても集大成とも言うべきアルバムとなっています。

 グループ結成当初からリーダーとしてグループを牽引した和田彩花の後を引き継ぎ、グループをさらに飛躍させた竹内。昨秋のツアーや、東京・日本武道館公演、卒業を発表したコメントでも「後輩達の成長も凄く感じられた」と何度も口にしており、グループの成長を実感しているよう。「最後まで責任を持ってこのグループを更に最高で最強なグループにしていきます」という卒業発表時のコメント通り、最新アルバムを携え、今週末からスタートするコンサート・ツアーでは、竹内体制のアンジュルムの“BIG LOVE”な集大成が確認できることでしょう。

[イベント・レポート]
 ミニライブではアルバム収録曲の「Survive〜生きてく為に夢を見んだ」と「Sister Sister」が初披露されたほか、トークコーナーや抽選会では、賑やかなアンジュルムらしいわちゃわちゃとしたアットホームな雰囲気に。久しぶりとなるリリースイベントに、ファンだけでなくメンバーも盛り上がっていた。

 最新アルバムのジャケットに書かれた“愛”の字は、書道で準五段“正師範”の資格を持つ竹内の直筆によるもの。イベントのトークコーナーでは、アルバムの初回生産限定盤Aについてくるブックレットの各メンバーの写真の一部が披露され、竹内はジャケットで使用されている“愛”の文字以外にも、ブックレットの写真にはメンバーそれぞれをイメージした漢字一文字を書いてあると告白。「それぞれに何という漢字が書かれているかは、初回生産限定盤Aについてくるブックレットをご覧ください!」と訪れたファンに向けてPRしていた。

 その後は、メンバー同士の“愛”を確かめ合う「メンバーBIG LOVE」のコーナーへ。代表で選ばれたメンバーが抽選で決めたテーマに回答し、その答えをほかのメンバーが当てるというシンプルな内容。最初に選ばれた為永幸音は「アルバムの新曲の中で、一番好きなのは?」というお題を引き当てる。お互いが“23時のペルソナ”と回答し、見事に正解。

 続いて選ばれた上國料の「メンバーといてBIG LOVEを一番感じる時は?」という質問も“ライブ”と当てて2連勝。メンバー同士の愛の深さを感じさせる展開に。しかし、最後に選ばれた佐々木莉佳子の「アルバムに収録されている楽曲の中で、一番印象深いMVは?」というお題は、“SHAKA SHAKA #2 LOVE カラフルライフ編”(佐々木)、“愛すべきべき Human Life”(メンバー)と解答が合わず、WBC日本代表のように連戦連勝とはならなかった。

 最後の「愛のある抽選会」のコーナーは、竹内直筆の“愛”の字が書かれた色紙が当たるというもの。最初はファンの拍手が弱め(!?)だったものの、抽選で竹内の書が当たると発表されると、会場からは大きな拍手が。上國料からの「この書に値段をつけるなら?」という問いに、竹内は「30万!」と即答。この自称30万の書を見事に当てたファンに竹内は「ペンライトで推しのメンバーの色を振って」と難題を。しかし、当選者は竹内のメンバーカラーのブルーではなく、上國料のアクアブルーを振っていた。

 ファン待望のミニライブでは、前出の2曲を含む全6曲をパフォーマンス。アルバム曲以外に披露された「愛・魔性」「愛されルート A or B?」「46億年LOVE」「愛すべきべき Human Life」の全4曲は、タイトルに“愛”が付く楽曲。会場の雰囲気だけでなく、楽曲からも“大きな愛(=BIG LOVE)”が感じられるライブとなった。

 ライブ中のMCでは、今後解禁になる声出しライブにむけ、「こういうコールをして欲しい!」という話題が展開された。コロナ禍以降に加入したメンバーは、それぞれ自身の希望するコール名を告白。最年少の松本わかなは「“わかな”と“わかにゃ”」で悩ん
でいるといい、ファンの拍手の大きさでどちらにするか決める流れに。そして、拍手の大きさから“わかにゃ”と決定し、松本も笑顔を見せていた。為永幸音は「しおん」、川名凜は「ケロちゃん」、平山遊季「ペイペイがいいです」と、それぞれのコール名をファンにアピールしていた。

 また、アルバムに収録されているユニット曲の聞きどころにも言及。佐々木莉佳子、上國料萌衣、川名凜で歌う「Top!」は、「タイトル通り、Top!って感じです!」(上國料)。伊勢鈴蘭、橋迫鈴、松本わかなによる「まぁ、いっか!」は、「可愛い感じ。何事も、まぁ、いっか!って思えてくる曲」(伊勢)。竹内朱莉、川村文乃、為永幸音、平山遊季による「根っからプレイボーイ」は、「大人っぽい曲です。為永幸音ちゃんに注目!」(川村)と語っていた。

 また、イベントにさきがけ、マスコミ向けの囲み取材も行われた。

 4年振りにアルバムが発売されることを受け、リーダーの竹内は「今回は私がリーダーになってから発売されたシングルが全部入っています。新しく収録された楽曲も入っていて、本当に今のアンジュルムの魅力が詰まっている1枚。ぜひたくさんの人に聞いてもらいたいです!」とコメント。上國料も「アンジュルムの楽曲には“愛”の付くタイトルが多いので、いっぱいの“BIG LOVE”を感じていただけたら」と笑顔を見せる。

 続けて、アルバムのジャケット写真に竹内が書いた“愛”という文字が採用されている点にもふれ、竹内は「今の私が思う“アンジュルム愛”が伝わったらいいなと思いました」とコメント。今のアンジュルムのカッコ良さも表現したかったといい「いつもは愛の字の最後の払いを、上に持っていくことが多かった。昔のアンジュルムなら上に払っていたと思うんですけど、今はかっちりとしたカッコ良さがプラスされたので、それをイメージしたくて今回は長めに止めることを意識しました」と、正師範らしく字の見どころを語ってくれた。

 今週末からスタートする春ツアーを持ってグループを卒業することを発表している竹内。卒業後の進路を問われると「書道の道で頑張っていきたい。世界に向けて書道の文化をどんどん広められたらいいなって」と回答。そして、4月15日(土)からは竹内の書を一堂にまとめた個展が開催されるという。

 個展は明治神宮外苑 聖徳記念絵画館グランドフロアを皮切りに、今後全国各地でも展覧会を開催予定といい、現在、作品を鋭意制作中とのこと。竹内は「書き下ろした字が50点以上ある。我ながらいい字が書けた。今の私にできる全力を見ていただけたら嬉しい」と自画自賛。さらには「個展は誰が来ても楽しめる世界感を作りたい。若い世代の方が来ても迫力を感じるような、ちょっと面白いなって思ってもらえるような。もちろん、ファンの方が来てくださっても、“あれ、これってもしや?”みたいな。ちょっと深読みしたら、皆さんも分かるような作品とかも作りました」と個展への意気込みも話してくれた。

 また、竹内は卒業後も書道の道を極めつつ、芸能活動は続けていきたいと宣言。「オファーがあれば、なんでもやらせていただきたい。オファーお待ちしています!いっきに(仕事が)なくなるので(笑)」と、取材へ来たメディアに逆オファーする一幕も見られた。

 また、野球好きの一面も持っている竹内に、現在、熱戦が繰り広げられているWBCの話題が振られる。竹内は「見てます!」と即答し、「日本強すぎますよね。私もヒットを見ながら、ヌートバー選手のペッパーミルパフォーマンスをするのが楽しい」と満面の笑み。佐々木莉佳子は、先日好投を見せた佐々木朗希に刺激を受けているといい、「地元がめちゃくちゃ近くて、しかも同い年。イニシャルも同じS.Rで、共通点が多いなって(笑)。やっていることは違うけど、同世代として自分も頑張らなきゃ!って奮い立たせてくれる方」とコメントしていた。

 最後に、卒業を控える竹内に対して取材陣から、リーダーとしてグループに残せたことを問われると、「自分が何を残せたかは分からないけど、でもやっぱり、思い出に残っていることは本当にたくさんあります」と回答。「スマイレージの時は、囲み取材をさせていただいても人が集まらなかった。今でも覚えているのは、メンバーが6人いたのに3人しか記者の方がいなかったこと。だからこそ、今、こんなにたくさんの方に取材をしていただけて、本当に嬉しい。でも、そういったドン底の時代があったからこそ、今の活力というか、勢いのあるパフォーマンスができていると思います」とまとめていた。


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アンジュルム『BIG LOVE』発売記念「スペシャルイベント&お見送り会」
2023年3月14日(火)
神奈川 KT Zepp Yokohama

[セットリスト]
01. 愛・魔性
02. 愛されルート A or B?
03. Survive〜生きてく為に夢を見んだ ※アルバム新曲
04. Sister Sister ※アルバム新曲
05. 46億年LOVE
06. 愛すべきべき Human Life


〈Hello! Project 2023 Spring CITY CIRCUIT ANGERME CONCERT TOUR 「BIG LOVE」〉
helloproject.com/angerme/event

アンジュルム竹内朱莉 書道初個展「煌々舞踊」
2023年4月15日(土)〜4月23日(日)
東京 明治神宮外苑 聖徳記念絵画館グランドフロア
※今後全国各地でも開催予定
helloproject.com/angerme/event
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