スティーヴ・ヴァイが“現代のギター・ヒーロー”としてレコメンドしたことでも話題を呼んだ、変幻自在のタッピング・マスター“イヴェット・ヤング”率いるUSマスロック・バンド、コヴェット（COVET）が、最新アルバム『カタルシス』を4月21日（金）にリリースしました。

　コヴェットは、すでにソロ・プレイヤーとして活動を開始していたイヴェット・ヤング（g）とデヴィッド・アデミアック（b）を中心に結成、2015年に発表された1st EP『Currents』でイヴェットの独創的なフィンガー＆タッピング奏法とテクニカルかつグルーヴィなサウンドでチョン、ポリフィアといった同世代のアーティストとともに次世代のテクニカル系バンドとして注目を浴びました。2018年にはドラムにフォレスト・ライスを迎え1stアルバム『effloresce』を発表、2020年6月に2ndアルバム『technicolor』を発表しています。

　3rdアルバムとなる『カタルシス』には、MVも公開されている先行シングル「firebird」「lovespell」を含む8曲を収録。超絶テクニカルなギタープレイだけでなく、歌心溢れるメロディやエモーショナルなフィーリング、さらにはイヴェット自身がイラストを手掛ける独創的なアートワークなどサウンド、ヴィジュアルともにクリエイティヴィティに満ちた作品となっています。

　なお、コヴェットの5年振りとなる来日も決定。9月1日（金）大阪・心斎橋 SOMA、9月2日（土）東京・代官山 SPACE ODD、9月4日（月）東京・渋谷 CLUB QUATTROの3公演で、5月13日（土）よりチケット一般発売がスタートします。国内ギターメディアでのプレイ動画解説や同じく新世代ギタリストとして高い評価を得ている“Ichika Nito”との動画メディアでのコラボレーションなど、日本国内でも注目を集めているギタリストのパフォーマンスは必見です。