ギタリスト / 作編曲家の
助川太郎とギタリスト / 作曲家の
田中庸介が、デュオ編成のアルバム『
OTTO』を5月17日(水)にリリース。
昭和初期に東京下町に実在したはんこ屋の1日をモチーフに2人のギタリストが作編曲。シンプルでレトロな中に南米音楽の影響が見え隠れする重くて小さな箱庭。
[助川太郎&田中庸介 『OTTO』インタビュー]1. ――今回の作品制作に至った経緯をお聞かせください。助川: DUOを組んで8年、レパートリーも充実してきたのでそろそろ作品として残したくなりました。
田中: 数年を経ての1作目ということもあり、まずは助川さんとの演奏を形にしてみたいという思いでとりかかりました。2. ――デュオの相方として、相方の魅力をお聞かせください。助川: 既存のどんなジャンルにも当て嵌まらない、独自の個性を持っているところです。
田中: ブラジルを軸にした南米音楽のグルーヴ感と音色。そこから全方位に開いた音楽性と突発性、そして日常性が同時に存在しているところです。3. ――これまでの活動の中で印象的な出来事がありましたらお聞かせください。助川: 田中くんがブラジル音楽専門だった僕に、タンゴやフォルクローレを通じてアルゼンチン音楽の扉を開いてくれたことです。
田中: タンゴを鉄弦(フォークギター)のデュオで演奏するという突飛な所から可能性を探り合ったところです。4. ――オリジナル曲を制作する際に、どのように作業を進めているかお聞かせください。助川: 寝起きのイメージを一筆書きで楽譜に書き出します。リハーサルで音を出しながら微調整して、ライブで音を出して完成させます。
田中: ギターをiPhoneに録音して寝かせ、後から作品にしたいものだけを譜面に起こして続きを書きます。または最初から楽器を使わずに鼻歌を譜面に起こすように進めます。5. ――今回の作品の聴きどころをお聞かせください。助川: 2人それぞれのオリジナルのクオリティと組み合わせのバランス感を楽しんでほしいです。
田中: 曲によって演奏のアプローチが寄っていくものと、逆にはっきりと分かれるという2人のカラーが織り混ざる様に注目ください。