〈ブロック? / THE CHECKERS〉 中央の円形ステージを取り囲むように真っ白な緞帳が吊られており、中の舞台は客席から見えない。17時6分、場内が暗転し緞帳にはメンバーのシルエットが映し出される。オーディエンスの期待がマックスまで昇華した瞬間、緞帳が切って落とされ舞台にメンバーが鮮やかに現れる。フミヤが『Hello!Everybody! I am here again!』とシャウトし、イントロが演奏されるや14000人の大歓声が会場を満たす。オープニング・ナンバーは40周年イヤー公演に相応しく、チェッカーズのデビュー曲「ギザギザハートの子守唄」!この曲、「40th Anniversary Tour」でもセットリストに入っていたがオープニングで演奏したのは初めて。続けて「ジュリアに傷心(5thSg)」「星屑のステージ(4thSg)」とチェッカーズ・ナンバーが続けて演奏され、観客の興奮度は冒頭から最高潮に。
そしてアンコール3曲目に演奏されたのが藤井フミヤ・コンサート恒例の「紙飛行機(1995)」。曲中、ファンが持ち寄った紙飛行機が会場中に飛び交う人気コーナーだったが、40周年記念ツアーで演奏されるのはこの日が初めて。フミヤから『用意はいいか!ここでしか見えない世界を見ようぜ!みんなの願いが叶いますように!飛ばせ!上げろ!』に応じて、紙飛行機が一斉に飛ばされる。広い武道館の紙飛行機の乱舞は圧巻の光景だ。最後は『40年間、歌わせていただいてありがとうございます』と集まったファンにお礼をして『みんなで祈れば、でっかい祈りになります。世界から戦争が無くなることを願って』とチェッカーズのアルバム“I HAVE A DREAM(1991)”に収められたフミヤ・作詞 / 尚之・作曲の「I have a dream」を、歌詞のひとつひとつに想いを込めじっくりと歌う。『また必ず会いましょう!一緒に遊ぼうぜ!ラブ&ピース!!!』と残し、ゆっくりとステージを降りた。全24曲、2時間30分。2023年9月から始まった全国47都道府県 / 61本の長いツアーが、111回となる日本武道館で締められた。
この日の模様はWOWWOWで生中継され、6月11日(火)23:59までアーカイブ視聴が出来る。
PHOTO:平野タカシ
■2024年6月9日 藤井フミヤ 日本武道館/セットリスト(発表年度)
☆ブロック?/THE CHECKERS 01. ギザギザハートの子守唄(1stSg/1983年9月21日) 02. ジュリアに傷心(5thSg/1984年11月21日) 03. 星屑のステージ(4thSg/1984年8月23日) 04. I Love you,SAYONARA(13thSg/1987年3月5日) 05. Cherie(20thSg/1989年7月5日) 06. NEXT GENERATION(キュート・ビート・クラブ・バンド名義/al"親愛なるジョージ・スプリングヒル・バンド様"収録曲/1985年12月21日) 07. 夜明けのブレス(23thSg/1990年6月21日)
☆ブロック?/SOLO 11. TRUE LOVE(2ndSg/1993年11月10日) 12. DO NOT(12thSg/1997年5月7日) 13. Another Orion(10thSg/1996年8月7日) 14. Go the Distance(13thSg/1997年7月18日) 15. ALIVE(al"PURE RED"収録曲/1997年6月18日)
☆ブロック?/ALL 16. REVOLUTION 2007(チェッカーズ/al"GO"収録曲/1987年5月2日) 17. NANA(チェッカーズ/12thSg/1986年10月15日) 18. LOVE IT ! ドーナッツ !(F-BLOOD/al"Ants"収録曲/2008年1月23日) 19. GIRIGIRI ナイト(ソロ/al"大人ロック"収録曲/2016年7月13日) 20. UPSIDE DOWN(ソロ/19thSg/2001年5月23日)
☆アンコール 21. Song for U.S.A(チェッカーズ/11thSg/1986年6月5日) 22. 哀しくてジェラシー(チェッカーズ/3rdSg/1984年5月1日) 23. 紙飛行機(ソロ/al"R&R"収録曲/1995年6月7日) 24. I have a dream(チェッカーズ/al"I HAVE A DREAM"収録曲/1991年6月21日)