櫻坂46は、今後も香港にて開催される〈Clockenflap Music & Arts Festival 2024〉(11月30日[土])に出演するほか、12月3日(火)〜5日(木)には幕張イベントホールで〈10th Single BACKS LIVE!!〉を実施。さらに、昨年に引き続き『第75回 NHK紅白歌合戦』の出場も決まるなど、年末に向けてさらに活発に動き続ける予定です。充実の2024年を経て、2025年には新メンバーの加入も控えているなど、櫻坂46のこれからのさらなる飛躍に期待が高まります。
[ライヴ・レポート] 最終日にあたる24日公演では、「Overture」に続いて「ドローン旋回中」のイントロが鳴り響くと会場が明るくなり、無機質さの中に緑の生い茂った特徴的なステージや花道から一期生、二期生が続々登場。田村保乃の煽りとともに、ライブは勢いよくスタートした。この日も春の全国ツアー『4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 -Go on back?-』同様に、「ドローン旋回中」と「Anthem time」が交互に歌われる特別バージョンで披露され、「Anthem time」に切り替わるとスタンド席通路などから三期生が姿を現し、Buddiesはオープニングにもかかわらずクライマックスのような盛り上がりを見せる。1曲歌い終えると、ステージに勢揃いしたメンバーを代表して、キャプテンの松田里奈が「櫻坂46がZOZOマリンスタジアムに、1年ぶりに帰ってきたぞー!」と挨拶。続けて充実した今年1年を振り返りつつ、「今日は今年の集大成となるライブをお見せしますが、皆さん覚悟できてますか?櫻坂46のライブ、目に焼き付けろ!」と客席にメッセージを届けた。
MCでは海外から訪れたファンに向けて、的野美青が英語で、谷口愛季が韓国語でそれぞれ挨拶。すると、松田が「海外でライブをさせていただけるのは、Buddiesの皆さんのおかげ」と伝えてから、このあと香港で開催されるフェス・Clockenflap Music & Art Festival 2024に出演するということもあり広東語でも挨拶してみせる。その後、大園玲が「櫻坂46、4歳になりました。ということは、Buddiesも4歳になるわけで」と話すと、山?が「『Happy Birthday to you』歌っちゃう?」と提案し、会場のみんなで櫻坂46とBuddiesの4歳をお祝いした。
その後のMCでは、昨年の『3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE』は休養中でZOZOマリンスタジアムのステージに立てなかった小池美波が「今日ここで4周年を迎えられることも、皆さんと会えることも幸せ」と涙する場面も。一方、卒業を控えた上村莉菜は「去年までは一、二期生と三期生に分かれて披露する曲が多かったけど、今年はライブがたくさんあったから、リハーサル期間に三期生と一緒にいる時間もたくさん増えて、どんどん仲良くなれて。今日もみんなでステージを作ることができて、嬉しい4周年になりました」と、笑顔で挨拶してみせた。
守屋麗奈を中心に儚い世界観を作り上げる「桜月」からライブ中盤に入ると、休養中のため前日はMCとアンコールのみ参加だった小田倉麗奈がパフォーマンスに加わった「標識」がライブ初披露され、オーディエンスを驚かせる。また、井上梨名&松田による「On my way」が久しぶりに2人で歌唱されたほか、田村や守屋、石森璃花、中嶋優月によるユニット曲「今さらSuddenly」も初披露された。23日公演のこのパートは、山?がセンターを務める「五月雨よ」に続き、松田&石森による「縁起担ぎ」、井上、大沼晶保、武元唯衣、増本綺良による「イザベルについて」、増本がセンターを務める二期生楽曲「コンビナート」が披露されており、この4年でグループとしての楽曲と表現の幅が広がり続けていることをアピールしてみせた。さらに、森田によるセリフで客席を沸かせる「ブルームーンキス」、メンバーがトロッコに乗ってアリーナ外周を回遊する「思ったよりも寂しくない」「最終の地下鉄に乗って」が続き、Buddiesを大いに楽しませた。
ステージと客席がクラップでひとつになる「マンホールの蓋の上」で会場のボルテージが上昇すると、続く「もう一曲 欲しいのかい?」でその熱気はさらに高まることに。森田のソロダンスを冒頭にフィーチャーした「承認欲求」や山下のセンターとしての存在感が増し続けていることを提示する「自業自得」と、ヒット曲が連発されるにつれて客席の盛り上がりに拍車がかかり続ける。さらに、美しいピアノの音色に乗せて山下がひとり華麗なダンスを見せると、ゆっくりと歩きながらメンバーと合流して最新シングル「I want tomorrow to come」へ突入。約4分の中にさまざまな要素が詰め込まれた組曲のようなこの曲で、櫻坂46は誰にも真似できないような独創的でドラマチックなパフォーマンスを披露する。曲のクライマックスでは曲中の主人公が朝を迎えたかのように、眩い照明がステージから放たれ、山下が腕を高く掲げると同時にスタジアム上空に無数もの花火が打ち上がる。そして、メンバーがステージを去るとスクリーンに「GO TO THE V」の文字が表示され、ライブ本編は幕を下ろした。
最後のMCでは、「I want tomorrow to come」をパフォーマンスし終えたばかりの山下が「私も明日が楽しくないなと思う日があるんですけど、そういうときにこの曲に出会って心が救われました。皆さんもそうだったら嬉しいなと思いながら披露させていただきました」と涙を浮かべながらコメント。また、山?は「改名したての頃は『この先どうなっていくんだろう?』と模索しながら、不安でいっぱいの時期もありましたが、Buddiesの皆さんが私たちが思っている以上に期待してくださったから、その期待に応えたいと思ったから、ここまで来られました。5年目も『櫻坂46はこんなもんじゃないよ』という姿をいっぱい見せたいと思うので、ずっとそばで見守ってくれたら嬉しいです。推していて損はさせない覚悟でいるので、これからも櫻坂46をよろしくお願いします!」、田村は「私たちがここに立てているのは、Buddiesの皆さんが私たちの進む道を全部肯定して、ありのままで応援してくださったからです。ありのままでいられることが、櫻坂46らしさなのかなと最近思うようになりました」と思いを伝える。