元キング・クリムゾンのエイドリアン・ブリュー（g, vo）とトニー・レヴィン（b）が、スティーヴ・ヴァイ（g）と、トゥールのダニー・ケアリー（ds）と結成したスーパー・バンド、ビート（BEAT）。彼らが2024年11月10日に行なった米・ロサンゼルス ユナイテッド・シアター・オン・ブロードウェイ公演を収録するライヴ・アルバム『ライヴ〜イン・ロサンゼルス2024（LIVE）』が、8月29日（金）に日本先行発売されます。

　ビートは80年代にキング・クリムゾンが発表した3枚のアルバム、『ディシプリン』（1981年）、『ビート』（1982年）、『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』（1984年）の楽曲を演奏する北米ツアーを2024年9月12日の米・カリフォルニア州サンノゼ公演を皮切りに65公演敢行。2025年も4月24日のメキシコ・モンテレイ公演から南米ツアーを行なっており、9月1日（月）には東京・日本武道館で来日公演を行ないます。

　ライヴ・アルバム『ライヴ〜イン・ロサンゼルス2024（LIVE）』の日本盤2CD+Blu-ray（完全生産限定盤）と2CD（通常盤）は来日公演直前にあたる8月29日（金）に発売。輸入盤発売と配信開始は9月26日（金）。ビートのメンバーはこのアルバムのアナウンスに際して以下のコメントを発表しています。

［コメント］
3人の巨匠ミュージシャン、世界レベルのプロフェッショナルたちとステージに向かっていく。みんなあらゆる経験をしてきた上で、それ以前や以降のどんなものとも違う、時代を超えるこの音楽を今も楽しんでいる。オーディエンスは歌詞の一字一句を知っていて、パフォーマンスに大いに興奮してくれる。彼らが返してくれる愛はとてつもなく大きい。これ以上のことはないよ。
――エイドリアン・ブリュー

BEATのツアーは予想をはるかに超えるものだった。この音楽をエイドリアン、トニー、ダニーと演奏することは、自分のツアー経験の中でも最高の部類に入っている。絶頂期にある今の俺たちのマジックをとらえたのが、『ライヴ〜イン・ロサンゼルス 2024』なんだ。
――スティーヴ・ヴァイ

このバンドは最高だよ。俺たちがライヴでやっていることをハイクオリティで録音できたことがとても嬉しい。イノベーションが往年の名曲に出逢ったんだ。
――トニー・レヴィン

トニー、エイドリアン、スティーヴと演奏できる1回1回のショウを、興奮と畏敬の念で楽しみにしている。この力量のミュージシャンたちとギグでプレイできるというのは夢のようだよ。曲は楽しく、チャレンジでもあり、約束されているインスピレーション、出来栄え、サプライズには決して失望させられることがない。早くもっと演奏したくて待ちきれないよ！
――ダニー・ケアリー


Photo by Alison Dyer