ロックの英雄、そしてアメリカの魂と称され、50年にわたって第一線を走り続ける
ブルース・スプリングスティーンの若き日を描く映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』が11月14日(金)に日本公開されます。
予告編にも大反響、魂を震わせる音楽ドラマが誕生しました。早くもアカデミー賞最有力の呼び声も高い今作、
ジェレミー・アレン・ホワイトが演じる
ブルース・スプリングスティーンが名曲「明日なき暴走」を熱唱します。そんな『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』から場面写真が初公開されました。
1973年のデビュー以来、今もなお
ローリング・ストーンズ、
ポール・マッカートニーと同列の現役で最も象徴的なロック・アイコンとして君臨。自分自身の生きる喜びや苦悩、葛藤、痛みや怒り、現代社会が抱える矛盾や様々な問題を歌い続け、75年に発表された「明日なき暴走」が一大センセーションを巻き起こし、“The Boss”と称される存在となったブルース・スプリングスティーン。1984年には音楽史に燦然と輝く「Born In The U.S.A.」を発表。連続84週ベスト10入りしたこのアルバムは、全世界で3000万枚以上売り上げ、モンスター級の大ヒットとなりました。「Born In The U.S.A.」発表前夜、1982年のニュージャージー。世界の頂点に立つ直前、若き日のスプリングスティーンは、成功の重圧と自らの過去に押し潰れそうになっていました。その時、彼に何が起こっていたのでしょうか。
全世界を感動で包み込み大ヒットを記録した『
ボヘミアン・ラプソディ』の20世紀スタジオが新たに選んだのは、若き日のブルース・スプリングスティーンの物語。『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』は、成功の重圧と自らの過去に押しつぶされそうになりながらも、わずか4トラックの録音機の前で、たった一人、静かに歌いはじめる姿を描く。ヒットチャートも栄光も求めず、心の奥底から掘り出した“本当の声”を、孤独と痛み、そして創造の原点とともに刻み込んでいます。
ブルース・スプリングスティーンを演じるのは、ジェレミー・アレン・ホワイト。TVシリーズ『一流シェフのファミリーレストラン』(ディズニー+)でゴールデングローブ賞テレビ部門主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を3年連続、エミー賞主演男優賞(コメディ・シリーズ部門)を2年連続受賞、同賞で4年連続主演男優賞ノミネートの快挙を成し遂げた、全世界が最も注目する俳優です。
マネージャー、ジョン・ランダウには、『
アプレンティス ドナルド・トランプの創り方』(2024)で悪辣な弁護士ロイ・コーンを怪演し、2025年のアカデミー賞、ゴールデングローブ賞助演男優賞にノミネートされた
ジェレミー・ストロング。ガールフレンドのフェイ・ロマーノにオーストラリア出身の注目女優
オデッサ・ヤング、2025年エミー賞リミテッドシリーズ部門作品賞にノミネートされたNetflix『アドレセンス』の切実な演技でで同賞主演男優賞にノミネートされた
スティーヴン・グレアムが父親を演じています。そして『ブラック・バード』でエミー賞・ゴールデングローブ賞テレビ部門最優秀助演男優賞受賞の
ポール・ウォルター・ハウザーがサウンドエンジニアのマイク・バトランに起用されています。監督・脚本は、第82回アカデミー賞主演男優賞・歌曲賞に輝いた『
クレイジー・ハート』の
スコット・クーパー監督が務めています。
今回公開された場面写真は、ジェレミー・アレン・ホワイトが演じるブルース・スプリングスティーンが右手を挙げて、「俺たちみたいな根無し草は、走るために生まれてきたんだ」と「明日なき暴走」を熱唱するカット、穏やかに表情のスプリングスティーンがマネージャーのジョン・ランダウ(ジェレミー・ストロング)と打合せをしている場面。映画への期待が高まります。
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