バンドによる生演奏を軸にしたヒップホップ・グループ、ザ・ルーツが新作をリリースします。タイトルは『ゲーム・セオリー』。彼らのアルバムは2004年の『ティッピング・ポイント』(写真）以来、約2年ぶりとなります。

　このアルバムは、ジェイ・Z率いるDef Jam Recordings移籍第1弾となる作品。なんでも、彼らはデビュー前からDef Jamに憧れていたんだとか。?uestlove（クエストラヴ）がRollingstone.comに語ったところによれば、リーダー・トラックは「Don't Feel Right」というナンバーで、その他、ダイス・ロウをフィーチャーした「Here I Come」、ジャズとヒップホップのマッシュアップ的だという「Clocks With No Arms」といった楽曲を収録。最後は、2月に死去したJ.ディラ（ジェイ・ディー）を追悼する「Can't Stop」で締めくくる構成になっているようです。

　この『ゲーム・セオリー』、発売は国内盤（UICD-6120 税込\2,200）が8月23日、US盤は8月29日の予定。最も勢いのあるレーベルに移籍した、彼らの今後に注目しましょう。