鈴木実貴子ズが、9月24日(水)にリリースするEP『
瞬間的備忘録』のアートワークを公開。合わせて、同作品に収録される、6月28日に東京・下北沢SHELTERにて開催した〈あばら〉ツアーのファイナルのライヴ映像から「正々堂々、死亡」のライヴ映像をYouTubeにて公開しています。
『瞬間的備忘録』のジャケット写真は、アニメ『
ワンパンマン』の作画などを担当し、注目を集めるアニメーター・青木健一郎が担当。ライヴなどで多くの観客と触れ合う中で、鈴木実貴子ズの現在の状況を表現した作品で、観客に見立てた架空の人物たちに囲まれた、鈴木実貴子ズメンバーをイラスト化しています。
アートワーク公開にあたり、ディレクションを行なった青木健一郎は、「とにかく頭に映像がいろいろ浮かぶ良い音楽でした。自分の仕事上、音楽は主題歌かエンディングテーマのイメージが強いので、そういうシーンを思い浮かべながら作画しました。音楽を聴きながらイラストみて何か伝わるものがあれば嬉しいです」とコメント。
また、鈴木実貴子ズメンバーのズも「僕がどれかは分かりますよね??実貴子は美化しすぎですよね??」とコメントを寄せています。
なお、EPには、チケットが即完した2025年6月28日に東京・下北沢SHELTERにて開催した、アルバム『
あばら』のリリース・ツアーのファイナル公演の模様がフルで収録されるので、ぜひチェックしてください。
12月13日(土)には、バンド史上最大規模のワンマン・ライヴ〈危機一発〉を東京・鶯谷ダンスホール新世紀で開催する鈴木実貴子ズ。今の鈴木実貴子ズのライヴは、一見の価値があります。ぜひ足を運んでもらいたいところです。
[コメント]インディーズ時代の再録曲5曲、もうボロボロだけど
今も最前線に立ち続ける手前勝手ながら名曲揃いだと思っています。
『あー10年前はまだ仲良くやってたなぁ』『うんうん5年前くらい?この曲の時喧嘩して本気で解散しようと思ったなぁ』の記憶と、なんだかんだここまで続けられている鈴木実貴子ズ。
そして、今の自分たちを支えてくれてる全ての人をイメージに加えて作画してもらいジャケットになりました。
僕がどれかは分かりますよね??実貴子は美化しすぎですよね??
この美化されたやつと共に活動し続けて13年。
曲と共に僕もどんどんボロボロになってそろそろ霞んで消えそうです。
ぜひ消えちゃう前にこの音源を聴いて、付属の必死なライブ映像を観て、美化されてない実貴子とボロボロのズが曲と共に最前線にいる現場に来てみてください。案外、悪くないと思いますよ。――ズ