スマッシング・パンプキンズ(The Smashing Pumpkins)のキャリアを代表する3rdアルバム『
メロンコリーそして終りのない悲しみ』の30周年記念エディションが11月21日(金)に発売されています。
30周年記念エディションにはオリジナル・アルバムに加え、全80分超の1996年の本作ツアー未発表ライヴ音源を収めた2CDと、
ビリー・コーガンによる解説を掲載したブックレットが封入されています。
また海外では、11月21日から30日(日)までの7夜にわたり、ビリー・コーガンと地元シカゴのオペラ劇団「Lyric Opera of Chicago」が提携してアルバムを再構築したオペラ『A Night Of Mellon Collie and Infinite Sadness』が上演されます。
この公演に関してビリー・コーガンは「『メロンコリーそして終りのない悲しみ』はシカゴで書かれ、多くの点でシカゴのための作品です。だからこの作品を由緒あるオペラハウスに持ち込むことは、非常に深い意味を感じさせます。僕らオルタナティヴ・ロックのミュージシャンの多くが訓練を受けた音楽家ではありません。音楽芸術の洗練された部分を理解していないわけではないですが、必ずしも育った世界ではない。だから、その世界から認められるだけでなく、最高の編曲家、最高のソロイスト、この合唱団を招き、それを実現し、最高水準で聴けることはオルタナティヴ・ミュージシャンにとって圧倒的な体験です」と述べています。