ピアニストの
ラファウ・ブレハッチ(Rafał Blechacz)が2024年に満を持して録音した『
ショパン:マズルカ集 第1巻』が、日本限定でCD化。2026年1月21日(水)に発売されます。収録されるのは作品6、17、24、41、50、56、63からなる全25曲です。
マズルカは3/4拍子のポーランド民俗舞曲で、18世紀以降ヨーロッパ各地の宮廷で人気を博しました。やがてパリやロンドンなど主要都市のサロンでも流行。幼い頃からマズルカを作曲していた
ショパンは、成熟期に残した高度に洗練された小品によって、このジャンルを音楽史における特別な存在へと昇華させました。
ブレハッチはこのアルバムについて「この25の傑作の中で、私は憂愁や悲しみから、希望や喜びに至るまで、自分自身の感情も表現できると感じています。そして、ショパンの音楽に私が見出す誠実さ、自然さ、真実味が、世界中の多くの聴き手の心に触れると信じています」と語っています。
Photo by Stefan_Hoederath