シンガー・ソングライターの
志摩陽立が、5月にリリースされたアルバム、『Love & Affection』以来7ヵ月ぶりのリリースとなるニュー・シングル「PLAY CUPID!? (Complete Edition)」を12月3日(水)にリリース。
本作は11月26日にインディ音楽レーベル、COMPLEXからリリースされたコンピレーション作品『REV.02』に収録された自身の楽曲「PLAY CUPID!?」に、新たにアレンジを施したヴァージョンとなり、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタル・リリースをサポートしています。
これまでの楽曲は主に自身の演奏、打ち込みによって制作されたものでしたが、カセットテープMTRで制作を行うという『REV.02』のコンセプトに基づき、ライヴでのサポートメンバーによる演奏、アナログレコーディングによる新しいサウンド感の一曲となっています。
[コメント]7〜80’s DISCO的なものを目指しながら、2018年頃から温めていた世界観の曲なんですが、『REV.02』に参加する際に、カセットテープMTRで制作するということでアナログな音質に合う予感がしてこの曲を選びました。『REV.02』のバージョンでは、8トラックという制約の中に楽曲の世界観を詰め込むというミッションがありましたが、今回配信され『PLAY CUPID!? (Complete Edition)』の方ではデジタルに再度落とし込み、新たに楽器を加えたり録り直したりしてより自分のイメージに近いものを聴いていただくことができます。
とはいえ8トラックの段階でかなり完成していたので、逆に差別化が難しくもありましたが、細かい違いなどに関しては、間違い探し的にどちらのバージョンもじっくり聴いていただけると嬉しいです。
詞に関しては、“純粋なラブソング”と“西洋的な歌詞を書く”という二つのテーマを軸に作っていきました。そのためキューピッドがシンボルとして出てきています。純粋なラブソングと言いつつ、どこか陰りのある雰囲気も持たせたかったのですがうまく表現できたような気がしています。――志摩陽立[推薦コメント]こんにちは 「カセットテープMTRで音源制作するコンピレーションアルバムを作るので一緒にやろう」と志摩くんを誘ったCOMPLEXレーベル / ayU tokiOの猪爪です。
彼の音楽はこれまでDTM上で作られた緻密で極個人的なものでしたが、それらをライブハウスで披露する際のサポートミュージシャンたちとのバンド演奏パフォーマンスにはかなり肉体的な勢いもあり、その両面がふとした瞬間に極端に感じられるところもあり、とても魅力的です。「曲がいい」「演奏がいい」だけで言い表せない様な彼の絶妙なバランスがとても好きです。
『PLAY CUPID!?』、Complete Editionと、先駆けてリリースされているREV.02版を聴いて、ベーシックの録音を担当した僕でさえ一聴して見過ごしてしまう様なさり気ないトリックを解き明かしてみたり、あるいは何も考えずに志摩くんのこの新しい音楽を聞いて「いい曲だな、いい演奏だな」「バンドって良いな」と思って、ライブハウスに見に行ってみるのも良いかもしれないです。――COMPLEX(インディ音楽レーベル)主宰、レコーディングエンジニア
猪爪東風(ayU tokiO)