2023年の来日公演も大盛況だった、カナダ・オンタリオ州を拠点とするMercedesとPhoenix Arn-Hornによる兄妹デュオ、
ソフトカルト (SOFTCULT)が、デビュー・フル・アルバム『When A Flower Doesn’t Grow』を1月30日(金)にリリース。あわせて、新曲「Not Sorry」のオフィシャル・ビデオも公開されています。
新曲について、ヴォーカルのMercedes Arn-Hornは、「“Not Sorry”は、他者による憎悪に満ちた無知が、自分たちの自尊心に影響を及ぼすことを許さないという意思を描いた楽曲です。家父長制社会は、文化的・人種的・性的・ジェンダーにおけるマイノリティに対して、非常に残酷なものになり得ます。こうした中傷の多くは、無知や、武器化された誤情報に根ざしています。特定の政治組織は、マイノリティ集団を自らの権力維持に対する脅威と見なしたとき、憎悪的なレトリックを広めます。ヘイトスピーチは、標的となる集団を沈黙させるための戦術であり、憎悪だけが唯一の語りにならないよう対抗言説によって声を上げることが重要であると同時に、私たち自身を含む当事者のメンタルヘルスを守ることも同様に重要なのです」とコメント。
続けて、「この曲は、教育が憎悪に基づく無知を解決し得る一方で、私たちが出会うすべての憎悪的な人々を教育する責任までは負っていない、という認識について歌っています。私たちは自分自身のため、そして民主主義のためにも、心の平穏と幸福を守る必要があります。恥、劣等感、恐怖、あるいは憎悪がもたらすあらゆる心理的影響によって、沈黙を強いられることがあってはなりません。私たちの存在そのものが、怒りに満ちた無知な人々を刺激するからといって、謝罪すべき理由など何もないのです」と説明しています。
デビュー・アルバム『When A Flower Doesn’t Grow』において、ソフトカルトはこれまでで最も率直かつ変革的な作品を提示しました。本作は、個人的な混乱と自己発見の只中で書かれ、トラウマ、幻滅、エンパワメント、そして最終的な解放へと至る道筋を描いています。
アルバム・タイトルは、「花が咲かないとき、直すべきなのは花そのものではなく、それが育つ環境である。」という、Mercedesが人生の重要な局面で心を打たれた言葉に由来します。この視点はアルバムに収録される全10曲を貫いており、抑圧、虐待、同調のサイクルを探求しつながら、そこから抜け出すために必要な勇気を称賛するもの。Mercedesは「真実として、何かが抑えつけられている環境では、何も健やかに育つことはできません」と言い、「私たちは抑圧的な環境では花開くことができないのです。周囲の世界が、私たちの成長を後押しする環境である必要があります」と語っています。
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Photo by Kaylene Widdoes