ニュース

永野芽郁主演、Netflix映画『僕の狂ったフェミ彼女』配信決定

永野芽郁   2025/12/03 12:48掲載
はてなブックマークに追加
永野芽郁主演、Netflix映画『僕の狂ったフェミ彼女』配信決定
 世界最大級のオンライン・エンターテインメント・サービスを提供するNetflixが企画・製作をする、Netflix映画『僕の狂ったフェミ彼女』が、2026年に配信されます。

 韓国で刊行されるやいなや、タイトルのインパクトと現代を生きる人々のリアルを描いた物語性が大きな反響となり、瞬く間に大ヒット小説となった、ミン・ジヒョンによる『僕の狂ったフェミ彼女』。“『猟奇的な彼女』のフェミニストバージョン”と表され、日本翻訳版が発売されるとたちまち重版されるなど、日本でも衝撃と話題をよんだ本作が、Netflix映画として実写化。主演を務めるのは、Netflixシリーズ『御手洗家、炎上する』や映画『はたらく細胞』『かくかくしかじか』など話題作への出演が絶えない、永野芽郁。とあることをきっかけに、フェミニストになった狂おしくも愛おしい“彼女”を、確かな演技力でリアルに演じきります。さらにこのたび、役作りのためにロング・ヘアをばっさりカット。新たなヴィジュアルで挑む本作への期待が高まります。

 監督を務めるのは、映画『お嬢と番犬くん』『恋は光』『殺さない彼と死なない彼女』など、非日常からリアルな世界まで幅広いラヴ・ストーリー作品を手がけてきた、小林啓一。別れから7年、フェミニストになった“彼女”と“僕”の再会。そして、その後の恋愛における葛藤と現実を通して、“いま”を丁寧に描きます。

 実写化に際し、原作者であるミン・ジヒョンは「映画という新しいかたちで生まれ変わるこの物語が、世界中の女性たち、そして男性たちにどのような問いを投げかけてくれるのか、胸を高鳴らせながら待っています。」とエールを贈っています。

[コメント]
ミン・ジヒョンさん原作「僕の狂ったフェミ彼女」の映画化を発表できることを嬉しく思います。Netflixさんからお話をいただき、最初にプロットを書いたのが約3年前です。そこから春名慶プロデューサーと試行錯誤して脚本を書き上げ、今ようやく撮影という運びになりました。頭の中での登場人物がこれから正に具現化しようとしています。ミン・ジヒョンさんの原作はタイトルからして一見過激なようですが、ハッとさせられることが多い作品です。僕自身の価値観の多面性の至らなさに気付かされることもありました。自分が感じた、この大事な感覚を皆様と共有できるように、はたまたクスリと笑ってもらえるように、主演の永野芽郁さん、キャスト、スタッフと共に、丁寧に作っていきたいと思います。
――小林啓一(監督)


Boy Meets Girl──。ほとんどのロマンスは、長いあいだこうして始まってきました。けれど今は、もうそんなふうには恋を始められない女性たちがいます。『僕の狂ったフェミ彼女』は、いまだに「そんな」恋愛を信じている男性と、もはやそのルールを受け入れられなくなった女性が、激しくぶつかり合う恋の物語です。
実は「こんなふうに感じているのは自分だけなのだろうか」という思いから書き始めた小説でした。ところが、この本を読んでくださった韓国、日本、台湾、インドネシアをはじめとするさまざまな国の読者の方々と出会うなかで、これは決して「私だけの物語」ではないのだと実感するようになりました。
この小説が最初に発表された韓国では、こうした話に対し誰かが不快感を抱くかもしれないという懸念から、映像化はそう簡単には進みませんでした。その物語が今回、日本で先に映画化されることになったということは、国境を越えた場所にも同じ問いを抱き続けている人たちがいると気づかせてくれた、驚きと感謝の経験です。映画という新しいかたちで生まれ変わるこの物語が、世界中の女性たち、そして男性たちにどのような問いを投げかけてくれるのか、胸を高鳴らせながら待っています。
本作を選んでくださったNetflixのプロデューサーの皆さま、原作のメッセージを尊重しながら繊細に向き合ってくださった小林啓一監督、そして“彼女”としてこの物語に新しい命を吹き込んでくださる永野芽郁さんに、心から感謝いたします。
この作品は、「いまの時代には男女の恋愛なんて、もう不可能だ」と言いたくて書いた物語ではありません。むしろ、もっとよく愛し合うために、誰か一方の犠牲や「我慢」をあたりまえにしない恋を実現するために、私たちはどんなことを語り合い、どんな問いを共有していけばいいのか──そのことを一緒に考えてみませんか、という提案をしたい作品です。どんな作品よりも「いまの恋愛」のリアルが刻み込まれたこの映画を、ぜひ楽しんでいただけたらうれしいです。

――ミン・ジヒョン(原作)

拡大表示

©2019, Min Ji Hyoung

Netflix『僕の狂ったフェミ彼女』
2026年 Netflixにて世界独占配信
www.netflix.com/jp/title/81703380
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 佐藤理とゴンドウトモヒコの新ユニットが、聴覚と視覚を刺激するアルバムを発表 LIG[インタビュー] デビュー20周年 再始動を告げる新作EP 音速ライン
[インタビュー] 私は私にできることを歌にしていく ゆっきゅんのニューEP[インタビュー] 来日公演を目前に控え、孤高のソウル・シンガーが発表する17年ぶりの新作『PRAYER』 リアム・オ・メンリィ
[インタビュー] 今春のカルテットでのツアーを録音した『FRAGMENTS - CONCERT HALL LIVE 2025』を発表 松井秀太郎[インタビュー] 友成空の大ヒット曲「鬼ノ宴」が湖池屋とコラポレーション クセになる辛さの「ピュアポテト 鬼ノ宴」誕生
[インタビュー] オーケストラとともに過去・現在・未来を紡ぐ活動40周年記念アルバム『RE-BORN』 千住明[インタビュー] 自らの本名を冠したセカンド・アルバム完成! 今作に込めた想いとは― 粗品
[インタビュー] 千花音×みやけん 豊かな才能の交錯が生みだしたもの[インタビュー] 広分野で活躍するヴァイオリニストが、みずからのレーベルから第一弾アルバムを発表 廣津留すみれ
[インタビュー] 田中彩子 クラシックや映画音楽などでファンタジーの世界を描き出すリサイタル・ツアーを開催[インタビュー] 大好きな街、小田原への愛を込めた「O・DA・WA・LOVE」配信リリース emily hashimoto
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015