ブラジル屈指の歌手であった
エリス・レジーナと、「イパネマの娘」など数々の名曲で知られていた
アントニオ・カルロス・ジョビン(トム・ジョビン)が1974年に発表したコラボレーション・アルバム『
エリス&トム』。この永遠の名盤の誕生を追ったドキュメンタリー映画『エリス&トム ―ボサノヴァ名盤誕生秘話―』が、2026年3月6日(金)から東京・角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA、アップリンク吉祥寺を皮切りに、全国で順次公開されます。
1974年2月、エリス・レジーナとアントニオ・カルロス・ジョビンは米ロサンゼルスでアルバム『エリス&トム』を制作しました。半世紀以上が経った今もなお、ブラジルのみならず世界の音楽史上に燦然と輝くこのアルバムですが、レコーディングの舞台裏ではさまざまな問題や軋轢が。ポップ・スターのエリスと、ボサ・ノヴァの創始者で古き良きシンプルな音楽が好きなトムとの相性は最悪で、さらに、エリスの当時の夫でアレンジャーだった
セザル・カマルゴ・マリアーノとトムとの関係にも亀裂が生じていました。彼らのアルバムのレコーディング現場では、いったい何があったのか? その秘密に迫るドキュメンタリー映画です。