2025年にNHKで放送され、第63回ギャラクシー賞テレビ部門大賞を受賞するなど高い評価を得た戦後80年ドラマ『八月の声を運ぶ男』。放送版に未公開シーンを加えた映画版の8月21日(金)全国公開にあわせ、
清水靖晃による
オリジナル・サウンドトラックが8月19日(水)に発売決定。
長崎で被爆者の証言を記録し続けたジャーナリスト・伊藤明彦の実話をもとに描かれた本作で、清水は、登場人物が生きる時代の空気や、沈黙の中にある想い、言葉になる前の気配に耳を澄ませるように作曲・録音しました。アルバムの核となる〈言葉ヲ集メル〉は、主人公・辻原を象徴する楽曲。一人ひとりの証言に耳を傾けながら、真実を求め続ける静かな意志を映しだし、「黒い木立」は、追悼と鎮魂の想いを映した楽曲で、深い悲しみと祈りを静かに湛えながら、作品の中でも印象的な場面を支えています。
音楽制作にあたり、清水は「主人公が被爆者の声をオープンリールテープレコーダに収めていたことに、幼少期に似た機材で音を紡いだ経験が重なり、不思議な縁を感じました。戦後10年に生まれた私にとって、この制作中に当時の“声”がふと心に響いてきました」と語っています。