オーストラリアを代表するエレクトロニック・ミュージック・グループ、
アヴァランチーズの最新作『
ノー・バッド・メモリーズ』。その日本盤CDに、クリエイティブディレクター、ラジオDJなど多方面で活躍する
野村訓市によるライナーノーツが封入されることが決定。日本盤CDは、デジタル配信および各種輸入盤と同日の10月16日(金)に発売され、野村によるライナーノーツは日本盤CD限定の特典となります。
野村訓市とアヴァランチーズの縁は、彼らのデビュー・アルバム『
Since I Left You』がリリースされた2000年代初頭にまで遡ります。当時、湘南・辻堂海岸で海の家「SPUTNIK」を主宰し、ジャンルを横断するDJやミュージシャンと連日のようにパーティを開催していた野村にとって、『Since I Left You』はサンセットやパーティの終わりを彩る特別な一枚でした。以来26年にわたり彼らの作品を聴き続けてきた、筋金入りのリスナーでもあります。その後、共通の知人を介してメンバーのロビー・チャターとの交流が始まり、野村主催のパーティで彼らがDJを務めるなど、音楽を通じた交流は長年にわたる友情へと発展していきました。
デビュー当時からリアルタイムで作品を聴き、その音楽を自らのパーティやダンスフロアで鳴らし続け、やがて本人たちとも時間を共にするようになった野村訓市。リスナー、DJ / パーティ・オーガナイザー、そして友人といういくつもの視点からアヴァランチーズを見つめてきた彼が今回のライナーノーツで綴るのは、一般的な作品解説とはひと味違う、彼らの音楽とともに過ごしてきた26年間の記憶です。アヴァランチーズの音楽に宿るノスタルジアと多幸感、そして長い年月を経ても変わることのない魅力を、極めてパーソナルなエピソードとともに紐解いています。
さらに日本盤には、メンバーのロビー・チャターとトニー・ディ・ブラシによる日本盤独占インタビューも収録。最新作の制作背景や彼らの現在地を本人たちの言葉で知ることができる、こちらも見逃せない内容となっています。
最新作『ノー・バッド・メモリーズ』は、広告や有名ブランドのテクノロジーが、魔法のように、そして時に巧妙に私たちの記憶へと入り込んでいくことから着想を得た作品。CMソングやブランド独自の起動音、忘れ去られたオーディオ・ロゴなど、日常の中で無意識に耳にしてきた商業的なサウンドが呼び起こすノスタルジアと、そこに伴う複雑な感情をテーマにしています。
さらに本作には、
細野晴臣、
池田亮司、
ジェイミー・エックス・エックス、
バリー・キャント・スウィム、
リヴァース・クオモら、ジャンルや世代、国境を越えた豪華コラボレーターが参加。サンプリングとコラージュによって記憶の断片を新たな音楽へと変えてきたアヴァランチーズが、現在地から改めて「記憶」と向き合った作品となっています。