Michael Kanekoが、4thアルバム『
Reprise』を11月4日(水)にリリースしました。これに伴い、12月4日(金)の熊本公演を皮切りに、全国9ヵ所で開催される全国ツアー〈Michael Kaneko Reprise Release Tour 2026-2027〉の詳細も公開されています。
前作『
Daydreams』から約2年。ギターを軸としたセッションを中心に活動するバンド、brkfstblend [Michael Kaneko、Keity(ex.
LUCKY TAPES)、粕谷哲司(ex.
Yogee New Waves)]では、純粋に“演奏すること”と向き合うMichael Kaneko。その一方で、「ソロとしてのMichael Kanekoとは何か」と考えたときに辿り着いた答えは“ソングライター”でした。そこで本アルバムでは、演奏そのものを主役にするのではなく、曲を通して物語を伝えること、音楽によってひとつの景色を描くことを軸に制作。ソングライターだからこそ表現できる“人生の物語”をアルバムを通して描いています。一つひとつの楽曲には、喜びや高揚、喪失、孤独、希望。人生に訪れるさまざまな感情が込められています。それらはMichael Kanekoの物語とも取れますが、同時に聴く人それぞれの記憶や経験を重ね合わせることで、自分だけの景色に。「その曲がその人自身の人生のサウンドトラックになってくれたら」という思いから制作された作品からは、そんな余白が感じられます。
サウンド面では、前作から大きく方向性を変え、全曲を生楽器で制作。ドラム以外のすべてのパートをMichael Kaneko自身が演奏しています。70年代のサウンドから強く影響を受けており、当時のシンガー・ソングライターが持つような圧倒的なストーリーテリングに加え、ギターを中心とした楽曲が並び、インディーロックやフォークにも通じるオーガニックな質感を持ちながら、過度に作り込むのではなく、一音一音が持つ心地よさを大切にしました。また、アルバムに収録された楽曲の多くは意図的にイントロが長く作られていたり、所謂サビのないAメロとBメロだけの構成になっている曲も。これは、従来のキャッチーなポップスやメインストリームの曲構成からあえて離れるための新たな試みです。
収録楽曲には、タイのトロピカルポップの先駆者として君臨するバンド、
temp.と共鳴し制作、2024年に開催された所属レーベルのイベント〈origami SAI〉で共演を果たした「Alone」、台北インディーポップ界で唯一無二の歌声を持つYokkorioをフィーチャリングした「Blur」など、日本の枠を超えてコラボレーションした楽曲をはじめ、11月27日(金)公開の映画『ワンダンス』の挿入歌に起用された「Your Universe」、そして新曲を含む全9曲が収録されます。
今年デビュー10周年を迎えたMichael Kaneko。「かっこいいものを作る」ということよりも、「気持ちのいい音を鳴らす」こと。そして、「その曲でしか描けない景色を描く」こと。シンプルに良いと思う曲を書くという原点に立ち返ることで、Michael Kanekoにしか作れない音楽とスタイルが、これまで以上に明確になった新作に期待が高まります。
また、全国ツアー〈Michael Kaneko Reprise Release Tour 2026-2027〉では、現代社会でもがきながら生きる全ての人に送るアルバム『Reprise』の世界を、実際の空間で体験できるもの。『Reprise』に描かれた9つの物語が、ステージ上でどのような景色へと姿を変えるのかに注目です。ツアー詳細は、Michael Kanekoのオフィシャル・サイトをご確認ください。
[コメント]約2年半ぶりのアルバム『Reprise』は、自分にとってとても大切な作品のひとつになりました。ここ数年の自分の気持ちや背景が詰まったアルバムです。皆さんにとっても、どれか一曲でも大切な曲になったら嬉しいです。久しぶりのツアーで、みなさんに会えるのを楽しみにしています。――Michael Kaneko