Awol OneをはじめSubtitleやBusdriver、D-Styles(Invisibl Skratch Piklz)、The Grouch(Living Legends)との仕事で知られるLAのプロデューサーのDaddy Kevが主宰するレーベル、Alpha Pup。変態ロック・レーベル、Gold Standard Laboratories(GSL)とゆかりがあることから、ヒップホップ・ファン、ロック・ファン双方からの支持を集めています。Alpha Pupの作品の国内盤化を予定しているAlpha Pup Japan、エディット『サーティファイド・エア・レイド・マテリアル』(APRDC-020 \2,300(税込) 発売中)に続く第2弾はデイデラスの新EP『スロウ・ア・フィット』(APRDC-013 \1,600(税込) 11月10日発売)！

　デイデラスはPlug ResearchやLaboratory Instinct、Mush、Scott Herren(プレフューズ73、サヴァス＆サヴァラス)主宰のEastern Developments、そしてNinja Tuneと、名門レーベルから多数の作品をリリースし、もはやベテランの域。IDM通過後のヒップホップと語られる彼ですが、大学ではジャズを専攻、現代音楽や映画音楽を好み、モミアゲにこだわり、機材を自作、でき上がるのはトホホな情けなさも時に感じるおもちゃ箱のようなメロディにあふれたトラック、というちょっと変な人。本作はレーベル・メイトでもあるSubtitleをMCに迎えた作品や、LAを拠点に活動する気鋭のエレクトロニカ・アーティスト、Nosaj Thingによるリミックス(こちらは国内盤のみの収録！)を含む7曲入りで、EPとはいえお腹いっぱいな内容。ぜひデイデラス流愛の世界をご堪能ください！

デイデラス『スロウ・ア・フィット』
(APRDC-013 \1,600(税込) 11月10日発売)

1. Admit Defeat
2. It's Madness
3. Remix of Nothing
4. Unadventurer (feat. Subtitle)
5. Humdrum Headspin
6. A Complicated Geometry
7. It's Madness (Nosaj Thing remix)