アルゼンチン出身の現代作曲家、オスバルド・ゴリホフ（オスヴァルト・ゴリジョフ）の話題作2枚が日本でもリリースされることになりました。『ゴリホフ：歌劇「アイナダマール」（涙の泉）』（写真・UCCG-1383 税込\3,000）、『ゴリホフ：オセアナ』（UCCG-1384 税込\3,000）は、ともに12月26日の発売予定です。

　『〜「アイナダマール」（涙の泉）』は、オペラ作品。今年2月のグラミー賞では最優秀オペラ録音賞と最優秀クラシック現代作品賞の2部門を制覇しています。スペイン音楽の香りに満ちた、親しみやすいオペラです。一方、『〜オセアナ』には、「オセアナ」「テネブレ」「3つの歌」という3作品を収録。タイトル・トラックではラテン・ジャズの要素も垣間見せるなど、ゴリホフの多彩ぶりを感じさせてくれます。オーケストラの演奏は、2作品ともにロバート・スパーノ指揮、アトランタ交響楽団です。

　なお、ゴリホフの次回作はフランシス・F.コッポラの新作映画『Youth Without Youth』になることが決定済み。今後も活躍が期待できそうです。