昨年はパンクスプリング2007でファンを大いに湧かせ、最高傑作の呼び声高い最新作『カミング・ホーム』（写真）も好調のニュー・ファウンド・グローリー。新たにファンとなった方も多いことでしょう。そんな皆さんにぴったりのベスト盤『ニュー・ファウンド・グローリー／ウィ・ラヴ・NFG-オール・タイム・ベスト(仮)』（UICF-1099　\2,200(税込) 3月5日発売）が登場！　メンバー自ら選曲した本ベスト盤は、未発表曲とレア・トラックも収録され、入門編というだけでなく、古くからのファンも存分に楽しめる内容となっています。

　ニュー・ファウンド・グローリーは1997年、グリーン・デイの影響のもとフロリダで結成。後に加入したギタリストのChad Gilbertはニュースクール・ハードコア・ファンならばその名を知らぬ者はいないフロリダ叙情派メタル・コア・バンド、Shai Huludの元メンバー。そしてマッドボール、マローダー、スカーヘッド、SUBZEROと強面揃いのDMSクルー・メンバーでもあるという異色のポップ・パンク・バンド。「ネヴァー・エンディング・ストーリー」のカヴァーで人気者になった彼らですが、前作『キャタリスト』では普遍的なロックに通じる新境地を開拓し、ポップ・パンクのイメージを払拭しつつある彼ら。これからどう進化してゆくのか、楽しみですね。