テクノ界の教祖
クラフトワークと、ミニマル・ミュージックの大家
スティーヴ・ライヒが生んだエレクトロニクス・サウンドの古典的名曲を、クラシック音楽畑で活躍するアーティストたちが新たな解釈でアレンジ/演奏したアルバム
『Powerplant: Electric Counterpoint』(写真)。iTunes Store他でのデジタル配信版に続き、1月27日にCD版が米国で発売されます。
アルバムには、シンセサイザー&パーカッション奏者のJoby Burgessを中心に、英国のストリングス・カルテット、The Elysian Quartetらが参加。このElysian Quartetは、
ホット・チップらがリミックスを手がけたこともあるなど、クラブ側からも注目されているグループです。
アルバムで取り上げているのは、クラフトワークの「Tour de France」「Radioactivity」「Pocket Calculator」、そして、スティーヴ・ライヒが
パット・メセニーと共作した「エレクトリック・カウンターポイント(Electric Counterpoint)」ほか。クラシック音楽と言っても、Joby Burgessによるプログラムを主軸に、Elysian Quartetによるストリングスが交差するサウンドとなっていますので、クラシック音楽に普段縁がない方にもオススメです。