ネット発の卒業ソング
「桜ノ雨」で話題になった3人組ユニット、absorb。4月15日に発売されるニュー・シングル
「愛ノ詩」のCDジャケットに、
長門裕之、
南田洋子夫妻が、初共演した映画『太陽の季節』の写真を起用することが明らかになりました!
メンバーが、昨年11月にテレビで放送されたドキュメンタリー番組を見たことがきっかけとなり、実現したこのジャケット。認知症を患った妻を献身的に支える、長門夫妻の日々を追いかけたその番組に感銘を受けたメンバーは、当初、若い男女のラブ・ソングでしかなかった詩の方向性を“未来永劫にあなたを愛すよ”というより大きいテーマへ変更。
また、夫妻へ贈る永遠のラブ・ソングとして、よりリアリティーを持たせるため、結婚するきっかけとなったという映画『太陽の季節』の写真を、CDジャケットで使いたいとオファー。長門裕之も、自分たちの夫婦愛を楽曲に託してくれたことに対し感激、2つ返事でOKし、ジャケットへ写真が起用されることに。
absorbの森は
「詩の一節に、〜一日でも長く生きるんだ ひとりじゃいやでしょ〜という箇所があります。ここはまさに、長門さん・南田さんの物語が無ければ、生まれ得なかったものです。この楽曲を通していろんな形の夫婦愛を感じてもらえたらと思います」とコメントしており、一方、長門も
「若いミュージシャンなんていうのは、縁遠いものだと思っていただけに、今回のことは何か遠い太陽の陽射しが木漏れ日のように暖かく降り注いできたような思いがします。『太陽の季節』は僕と洋子にとって、まさに愛の基点となった作品です。それだけにabsorbが〈愛ノ詩〉という曲でジャケットに使ってくれたということに、本当に感激しています」とコメントしています。