中国から大型新人ピアニストの登場! 今年1月にドイツ・グラモフォンが専属録音契約を結んだ
ユジャ・ワン(王 羽佳/Yuja Wang)のデビュー・アルバム
『ソナタ&エチュード』(UCCG-1460 税込2,500円)が5月6日に発売されます。
ユジャ・ワンは、1987年北京生まれ。6歳からピアノを始め、北京の中央音楽学院で学んだ後、カナダ・カルガリーのマウント・ロイヤル・カレッジ音楽院を経て、フィラデルフィアのカーティス音楽院を2008年に卒業。2006年には名門ギルモア・ヤング・アーティスト賞を受賞しています。
2005年、
ピンカス・ズーカーマン指揮オタワ・ナショナル・アーツ・センター管弦楽団とのコンサートでデビューをした際、カナダ中の記者が“スター誕生”と注目し始め、世界の熱い視線を集める存在になっていった彼女は、これまでに世界最高峰のオーケストラとの共演を数多く重ねてきました。
ニューヨーク・フィルハーモニックの来日公演や
NHK交響楽団の定期公演でも演奏したことがあるので、すでにご存じの方も多いことでしょう。
ドイツ・グラモフォンからのデビュー・アルバムは、ショパンのソナタ第2番、リストのソナタ ロ短調という人気作品を軸に、スクリャービンの幻想ソナタとリゲティのエチュードを織り交ぜた、野心的でセンスの良い選曲。ずば抜けたテクニックと繊細な抒情で、新たなスター誕生を強烈に印象づける一枚になっています。
※5月6日発売
ユジャ・ワン
『ソナタ&エチュード』(UCCG-1460 税込2,500円/SHM-CD仕様 日本盤のみスリップケース仕様)
[収録曲]
01. ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調op.35
02. リゲティ:練習曲第4番「ファンファーレ」
03. スクリャービン:ピアノ・ソナタ嬰ト短調op.19「幻想ソナタ」
04. リゲティ:練習曲第10番「魔法使いの弟子」
05. リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調S178
06. モーツァルト(ヴォロドス編曲):トルコ行進曲(日本盤のボーナス・トラック)
[演奏]
ユジャ・ワン(p)
[録音]
2008年11月 ハンブルク、ハールブルク