2008年11月に
『リスト:超絶技巧練習曲集』を名門ドイツ・グラモフォンからリリースし、鮮烈なデビューを飾ったピアニスト、
アリス=紗良・オット(Alice Sara Ott)のニュー・アルバム
『ショパン:ワルツ集(全曲)』(UCCG-1473 税込2,500円)が10月14日に日本先行発売されます!
ピアノ音楽が好きな方、ピアノを習ったことのある方にはお馴染み、
ショパンのワルツ集。来年のショパン生誕200年アニバーサリー・イヤーに向け、最大の話題盤になること間違いなしです。
日本人とドイツ人の両親の間に生まれたアリス=紗良・オットは、ショパンに格別な親近感を抱いているといいます。
「ショパンのワルツには深い愛着を覚えます」とアリス=紗良・オットは言う。「ワルツは彼の作曲家人生すべての軌跡を反映しているし、ポーランドとフランスの間で引き裂かれた個性、そして生涯を通じたアイデンティティの探求を映し出しています。私も日本人とドイツ人の間で、同じような分裂を覚えます。私が完全に自分の国にいると感じるのは、音楽のなかでだけです」。(ライナーノーツから)
デビュー・アルバムでは力強いタッチで超絶技巧を披露した彼女が、今回は優美さの中に煌く気品と哀しみといった、ショパンならではの詩情あふれる世界を聴かせてくれます。揺れ動く、隠された心の奥底を垣間見るような19の円舞曲。ぜひご一聴ください。
なお、10月後半には来日公演も開催されます。そちらもお楽しみに!