ヴッパータール交響楽団の首席指揮者として活躍する
上岡敏之が、ピアノ・ソロによるニュー・アルバム
『シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番 他』(COGQ-44 税込3,000円)を7月21日にリリースします。
2007年のヴッパータール響の初来日時に
モーツァルトのピアノ協奏曲を弾き振りし、そのあまりに表情豊かな演奏で観客を驚かせた上岡が、満を持して発表するピアノ・ソロ・アルバム。
シューベルト生涯最後のピアノ・ソナタ第21番と、アルバン・ベルクが生前に作品番号を付して発表した唯一のピアノ曲が、百年の時を超え、上岡の手によって幸福な邂逅を果たします。
近年、指揮者として評価をますます高めている上岡ですが、以前に読売交響楽団の名曲シリーズにピアニストとして登場し、
ラフマニノフの協奏曲第3番を披露するなど、そのピアノの腕前はかねてから話題になっていました。
室内楽の分野でも、これまで
ブラームスのピアノ五重奏曲や、
ショスタコーヴィチのピアノ三重奏曲をはじめ、モーツァルトや
シューマン、
メンデルスゾーンからシュニトケの楽曲に至るまで、さまざまな機会でピアノを演奏しており、2007年春には、ソプラノのエレーナ・フィンクの伴奏者としても来日しています。
ピアニスト上岡俊之のCDデビュー、注目度大です!
※7月21日発売
上岡敏之(p)
『シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番 他』(COGQ-44 税込3,000円/SA-CD Hybrid)
[収録曲]
01. シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番
02. アルバン・ベルク:ピアノ・ソナタop.1
[録音]
2009年8月5〜7日 トッパンホール