のちに世界中に広まったレゲエ・ブームの立役者とも言える、1978年のジャマイカ映画
『ロッカーズ』。今年2月にはブルーレイ版が発売されるなど今なお衰えない人気を誇る本映画ですが、このたび、監督のセオドロス・バファルコスが映画『ロッカーズ』を完成させるまでの日々を綴ったフォトエッセイ『ロッカーズ・ダイアリー』が発売されました。
フォトエッセイ『ロッカーズ・ダイアリー』は、音楽への情熱と好奇心に満ち溢れたギリシャ人の青年バファルコスが、ギリシャ・アンドロス島から、アメリカ・ニューヨーク、そしてジャマイカ・キングストンへと渡り、レゲエの全盛期と言われる1970年代のジャマイカにおいて伝説のレゲエ映画『ロッカーズ』を完成させるまでの日々を綴った青春のドキュメント。そして
ボブ・マーリィや
リー・ペリーなどのレゲエ・スター、
パティ・スミス、
アンディ・ウォーホールなどNYアンダーグラウンド・シーンのアーティストたちとの出会いの記録にもなっています。
そして、来る7月9日(金)、その発売を記念して、映画『ロッカーズ』をこよなく愛し、バファルコス監督とも親交のある、女性シンガーの
Likkle Mai(リクルマイ)のトークショーと、映画『ロッカーズ』の上映会が渋谷アップリンク・ファクトリーにて開催に。また、併設のアップリンク・ギャラリーでは、連動企画として写真展も開催中。映画のファンの方はもちろん、NYアンダーグラウンドシーンやレゲエ文化に興味を持っている方は、要チェックです!