デヴィッド・T.ウォーカー 2010/11/02掲載(Last Update:14/08/11 17:15)
60年代より
マーヴィン・ゲイ、
ジャクソン5、
キャロル・キングらの名作に参加し、自身のオリジナル・アルバムも精力的に発表しつづけている世界的ギタリスト、
デヴィッド・T.ウォーカー(David T.Walker)。日本では
DREAMS COME TRUEからリスペクトを受け、
中村正人・
吉田美和がエグゼクティブ・プロデューサーをつとめるDCT recordsからこれまで2枚のオリジナル・アルバム(
『Thoughts』、
『Wear My Love』)をリリースしてきました。そのDCT recordsから第3弾となるニュー・アルバム
『フォー・オール・タイム』(XQJS-1002 税込2,500円)が12月8日にリリースされます。
この新作は、打ち込みなしのオール生ストリングスを入れたゴージャスなサウンドとなっており、モータウン時代を彷彿とさせるワウペダルを使用したギターのアドリブが再び聴けるのもファンにとってはうれしいところ。そして、ゲスト・ヴォーカルにはなんと
マリーナ・ショウが参加!
マリーナといえば、ブラック・コンテンポラリーの名盤『フー・イズ・ディス・ビッチ・エニウェイ』(74年)でデヴィッドと共演しており、昨年、この録音メンバーによる奇跡の来日ツアーを行なったのも、ファンにとっては記憶に新しいところ。この黄金の組み合わせを、再びこのアルバムで聴くことができます。
楽曲はオリジナル半分、
ビートルズ「Eleanor Rigby」、
アル・グリーン「Let's Stay Together」などの名曲カヴァーを含む全11曲を収録。『FOR ALL TIME(=いつまでも)』というタイトル通り、長く聴き継がれるアルバムになること間違いなしの一枚です。