なんでも吹けちゃう天才ホルン奏者、
ラデク・バボラーク(Radek Baborak)と、才色兼備のピアニスト、
菊池洋子のデュオ・アルバム
『フレンチ・リサイタル〜20世紀フランス近代ホルン&ピアノ作品集』(EXCL-00063 税込2,800円)が3月25日にリリースされます。
小菅優との
R.シュトラウスのアルバム、オーケストラ・スタディ&エチュード作品などで最近ますます録音活動を活発に行ない、話題盤をリリースしているバボラーク。注目の新録音は、モーツァルト国際ピアノコンクールで日本人として初めて優勝した菊池洋子とのフランス作品のデュオとなりました。
アフラートゥスとのCD(R.シュトラウス『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』ピアノ六重奏版)でも共演を果している2人が、このCDでは洒脱なセンスによるデュオの妙技を見せています。
とくにフランセなどの作品では、軽妙なエスプリを存分に見せ、楽しませてくれます。ボザ「森にて」やデュカス「ヴィラネル」では力強い音色を響かせます。
さらにInternational Music Companyから出版されている曲集『20世紀フレンチ・リサイタル・ピース』が取り上げられており、近代フランス人作曲家による知られざる珠玉の曲を聴くことができます。
また、このCDにはホルン学習者が必ず演奏する曲が多数収録されており、ホルン吹きにとってはかかせない一枚です。バボラークの柔らかい音色による“フレンチ・リサイタル”をご堪能ください。