2010年、生誕200周年を迎えた
シューマンを題材に、鮮やかな手さばきで書き下ろされたミステリー傑作音楽小説『シューマンの指』(奥泉 光著 講談社)。2011年の本屋大賞にもノミネートされ、惜しくも大賞は逃したものの、クラシック・ファン、ミステリー・ファンの間で大きな話題となっています。
小説の中では、数々のシューマンの作品たちが美しく繊細な筆致で描かれており、読んだ人は“その曲を聴いてみたい”と思わずにはいられません。そんな読者の声に応えて、小説に登場するシューマンの楽曲を集めたアルバム
『シューマンの指音楽集』(SICC-1445〜50 税込3,000円)が5月18日に発売されました。ソニー・クラシカルが誇る世界的ピアニストによる演奏がCD6枚にぎっしり詰まった濃厚なセットです。
このアルバムの発売を記念して、6月4日(土)20時より東京・タワーレコード新宿店9階にて、『シューマンの指』の著者、奥泉光のトーク&サイン会が行なわれます。
じつは奥泉自身も音楽活動を行なっており、このイベントでも本人がフルートを演奏することがtwitterで明かされ、話題を呼んでいます。音楽をテーマとした小説、作中で音楽を取り上げる小説は今までもありましたが、小説家自身がイベントで音楽を演奏することは今まであったでしょうか? 奥泉ファン必見です!
奥泉光は、当アルバムに以下のコメントを寄せています。
「今回『シューマンの指音楽集』という形のCDが出ることで、彼の音楽の素晴らしさが、これまでシューマンにさほど関心を持たなかった人々の耳にまで届くなら嬉しい」 アルバムには、それぞれの楽曲の登場ページや解説も丁寧に書かれているので、小説のファンには、これを機会にシューマンの魅力にも触れることができます。小説と音楽の素晴らしいコラボレーションをぜひ体験してみてください。