忌野清志郎本人の選曲によるクリスマスに向けた珠玉のスウィート・ソウル・バラード集
『sings soul ballads』に、ボーナス・トラックとして、「500マイル」の
RCサクセション(初CD化)ヴァージョンが収録されることが決定しました。「500マイル」は、アメリカのジョージア州に古くから伝わる楽曲で、
ピーター・ポール&マリーをはじめ多くのアーティストに歌われており、1991年には原曲に清志郎が日本語詞を付けて、
細野晴臣、
坂本冬美との異色ユニット
HISによってレコーディングされ、アルバム『日本の人』に収録されています。
今回のバラード・アルバムは、清志郎自身の選曲により、そのHISのトラックが元々13曲目に収録されることになっていますが、このたび、新たにRCサクセションの1990年スタジオ・セッション・テープ(『Baby A Go Go』のレコーディング前のセッション)の中に、この「500マイル」が原詩で、清志郎のヴォーカルでレコーディングされていたことが判明し、急遽エンジニアZAK氏によるトラックダウンを施し、超レアなボーナストラックとしてアルバムのラストを飾ることとなりました。
さらにジャケットのアートワークには清志郎が音楽活動の傍ら描きためてきた絵画作品を使用。本人セレクトの楽曲の世界観と、本人自筆のタイトル、トラックリスト、そして本人による絵画のアートワーク。これ以上ないほど、すべてが響き合う作品となりました。