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平井 堅、全国ツアー・ファイナルは生まれ故郷“大阪”!

平井堅   2011/12/01 15:26掲載
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平井 堅、全国ツアー・ファイナルは生まれ故郷“大阪”!
 8thアルバム『JAPANESE SINGER』を引っさげ、フル・バンドでは約3年ぶりとなるツアー<KEN HIRAI Live Tour 2011 JAPANESE SINGER>を行なっていた平井 堅。ついに11月30日(水)、自身の生まれ故郷でもある大阪(大阪城ホール)でファイナルを迎えました!

 デビューより16年、ドーム公演などの歴戦をくぐりぬけて来たにも関わらず、各会場、開演前の楽屋ではデビュー当時と変わらずド緊張するという平井 堅。3.11を境に、自分の発する音楽、歌が、人々に“力と歓びを与えられるのか”と改めて自問自答し続けてきた彼は、自分が多くの人々の前で歌うことに対する責任感をより一層感じていたとか。

 そんなツアーの最終公演は、今年最高の平均視聴率を叩き出したドラマ『JIN-仁-』の主題歌「いとしき日々よ」でスタート。頭から壮大なメッセージのバラードで観客を涙させたかと思えば、続くMCで「人間の3大欲求である“性欲”を歌った、大人のエロス・パート」への突入を宣言! キレイごとではすまない人間の愛情を様々な角度から歌い続けてきた、平井流エロス・ソングを連発し、会場の淑女たちを官能の渦に巻き込んでいく……!

 “Ken's Bar”スタイルでのシンプルなアコースティック・セットとして、アメリカの9.11テロを受けて当時作った「Missin' you 〜It will break my heart〜」「LIFE is…」などを披露すると、再びバンド・セットに戻り、「瞳をとじて」「アイシテル」「哀歌(エレジー)」と、お馴染みの名作バラードがオンパレード!

 お色直しのため舞台袖へと平井が降りれば、その間は一流のミュージシャンで編成されている“Ken's BAND”がインストのヒットソング・メドレーで期待と興奮を煽り続ける。そこへなだれこむ十八番、ダンス・チューンの雨嵐! トップクラスのダンサー6人を引き連れてのパフォーマンスは、ラテン調のサマー・ソング「Missサマータイム」や「KISS OF LIFE」「POP STAR」を自らのダンスを織り交ぜて歌唱。パフォーマンスもさることながら、ステージ上を赤く染める炎や会場をド派手に舞う無数のバルーンや銀テープ、そして平井自身がブッ放すバズーカ砲(弾丸はプレゼントのTシャツ!)と、至れり尽くせり! 「POP STAR」では阪神タイガースのマスコット・キャラクター“トラッキー”と“ラッキー”が登場し、会場のボルテージは最高潮に(名古屋公演では中日ドラゴンズのマスコット“ドアラ”が登場!)。そして、本編のラストを飾る曲は、ニュー・アルバムに収録されている「僕は君に恋をする」。


平井堅

平井堅


 興奮冷めやらない観客を前にアンコールへ突入。ありったけの愛が込められたゴスペル・ソング「Love Love Love」を歌い上げ、最後は“人間・平井堅”として3.11の震災を受けて書き上げた「あなたと」をピアノで弾き語り。大会場のライヴでも常に“個対個”のコミュニケーションを意識するという彼らしい、「不安でたまらなくても 明日さえ見えなくても 震える手と手をつなぎ 渡りたい 同じ孤独を重ね合いたい あなたと」なる一節が印象的なこの曲で、全19曲、約2時間30分に渡る公演を終えました。

 12月25日には毎年クリスマス・シーズン恒例の<Ken's Bar>を初めて福岡で開催する平井 堅。『第62回 NHK紅白歌合戦』出場も決定し、茶の間からライヴ会場まで“歌バカ”活動はまだまだ続きます!
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