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M.ウォード、D.ボウイの“あの曲”をカヴァー

マット・ウォード(M.ウォード)   2003/03/31掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
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 ニール・ヤングやスキップ・スペンスの“遺伝子”を持った、アメリカはポートランドを拠点に活躍するシンガー・ソングライター、M.ウォードことマット・ウォード(またはその逆)が、2001年発表の2ndアルバム『End Of Amnesia』(写真)以来のアルバム『Transfiguration of Vincent』を米“Merge”より3月18日にリリース。デヴィッド・ボウイの「Let's Dance」のカヴァーでファンを驚かせたこのアルバムの日本盤が、5月10日にボーナス・トラック2曲を加えた仕様で発売に!! リリースするのは、ボニー“プリンス”ビリー、キャット・パワー、そしてソングス:オハイア(←先日日本盤がリリースされた『マグノリア・エレクトリック Co.』も傑作でした!!)と、ここ最近手がけているシンガー・ソングライター作品がどれも大当たりで、毎月毎月猛打賞状態の“Pヴァイン(ブルース・インターアクションズ)”!! これで5月も猛打賞決定。

 99年に、砂漠で生まれ育ったとしか思えないザラザラな音楽性がたまらない音楽才人ハウ・ゲルブジャイアント・サンド)に見出され、彼のレーベル“Ow Om”から1,000枚限定のアルバム『Duet For Guitars #2』でデビューしたウォード(この『Duet〜』は、2002年に日本盤CDが発売されています)。そのアルバムが、ニール・ヤング、トム・ウェイツ、J.マスシス、スキップ・スペンス、グランダディら、いずれもローファイな魅力を備えたミュージシャンの作品と較べ絶賛され、さらに2001年の『End Of Amnesia』で確固たる評価を地味に獲得。かつてはカラーだった色がセピア色へと退色したような色合いの、ところどころヒビ割れた彼の音世界。師匠であるゲルブにも負けない、砂と埃にまみれた一度聴いたくらいじゃ完全には理解し切れない不思議な音世界。デヴィッド・ボウイの「Let's Dance」のカヴァーも砂だらけのザラザラ仕上げ。良いアルバムなので、ぜひお聴きを。本国でのリリース元“Merge”のHPで、2曲だけですが新作収録曲のフル試聴が可能ですよ。
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