2009年のデビュー・アルバム『マイ・フーリッシュ・ハート』が大きな話題を呼んだジャズ・ヴォーカリスト、マヤ・ハッチ（Maya Hatch）が3年ぶりとなる待望の新作『リル・ダーリン』（PBCM-61045　税込み2,520円）を9月26日に発表します。

　より表現力を増した、温かくエモーショナルな歌声を披露するマヤ・ハッチを支えるバンドのメンバーが豪華。グラミー賞にもたびたびノミネートされ、今月末には来日公演も控えているジェラルド・クレイトン（p）、パット・メセニーが新たに結成した「ユニティ・バンド」のメンバーでもあるベン・ウイリアムス（b）、クリスチャン・スコットやロバート・グラスパーのバンドで活躍してきたジャマイアー・ウイリアムス（ds）、そして、ウィントン・マルサリスが「トランペットの未来であり、世界が探し求めるトランペッターの一人である」と絶賛するキーヨン・ハロルド（tp）、いずれも今後のジャズ・シーンを牽引していくであろう注目の若手ミュージシャンが参加しています。

　アルバム・タイトルになっているトニー・ハッチ作曲の「リル・ダーリン」や、高校時代にマヤ・ハッチが歌詞をつけたというソニー・ロリンズの「ドキシー」をはじめとするジャズ・スタンダードのほか、オリジナル曲や「上を向いて歩こう」を収録。今年後半のジャズ・シーンを賑わすに違いない力作に仕上がっています。